上げ馬に野次馬

茶道男子始めました。茶道きっかけで和菓子にのめり込んでます。和菓子と趣味の投資について綴っていこうと思います。

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ど素人が選ぶ「初心者が最速でねりきり作成をレベルアップできる練習題材」3選

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

 

2020年の3月に体験教室で初めてねりきりを作成して以来、素人ながら約300個のねりきりを作ってきました。

やはり、回数をこなせば新しい発見もあるし、改善点やコツもたくさん見つかるので、上達にはとにかくたくさん作るのがベストと思っています。

 

なかでも、三角ベラ(三角棒)のへら入れは早期に慣れておきたいところです。

(このへら入れが一番職人さんっぽいですし、何より上手く出来たときの快感が一番っデカい!!!)

 

というわけで、『初期にこの題材をやっていれば、最速で効率的にレベルアップできたかな?』と思う、個人的ベスト3の練習題材を紹介したいと思います。

※三角ベラを早く使いこなす、という目線で選んでいます。

 

それでは早速ランキング

 

※僕はこちらの三角棒を使っています。

 菊芯が付いてるので、多くのパターンのねりきりを作ることができます。

 

 

 

第1位 手毬

手始めに練習するのは『手毬』が一番良いと思います。

パッと見、細かくて難易度高そうな印象がありますが、繊細かつ正確さを要求されるので、おのずと三角ベラの扱いに早期に慣れることができます。

 

というのも、上記写真のように、1つのねりきりに対し合計32本もの線を入れることになるからです。

ねりきりを球体にした後、まず4等分に、次はその4等分の線の中間に線を入れて8等分に、さらにここからまたそれぞれの中間に線を入れて16等分にし、ここからさらに32等分にします。

16等分の時点で、もう隣り合う線の間隔はかなり狭いのですが、さらに線を入れる必要があるため、繊細さが要求されます。

また、等間隔で線を入れる必要があるので、最初の4等分の時点から正確な位置に線を入れておかないといけません。

 

どうすればズレることなく、重なったり交差することなく正確に線を入れることができるかを試行する過程で、ねりきりの持ち方、三角ベラの持ち方、手と目の適切な位置や角度、等々の自分なりの感覚を一気に掴むことができるのです。

 

三角ベラの扱いに慣れるには最も適した練習題材と言えると思います。

 

第2位 テッセン

第2位は『テッセン』です。

こちらは6等分のへら入れとなります。

6等分は線と線の間を60度にする必要があり、なかなか目分量では難しいものがあります。

この6等分の感覚を掴むことのできるとっても良い練習素材と思います。

へら入れの深さも重要です。

深すぎず、浅すぎず、切れ味良く見えるちょうど良い按配のへら入れの感覚を養うことができます。

 

また、へら入れ以外の要素ですが以下の特訓も可能です。

 

・紫色の作り方

色はとっても重要な要素です。

望んだとおりの色が出せたら8割は完成したものを思って良い、と聞きました。

それくらい重要らしいです。

確かにねりきりは見た目重視ですからね。

※縁高(お菓子を入れておく箱)の蓋を開けた瞬間に「あっ」という感動を与えないといけません。

 

中でも、個人的に一番配合が難しいなと思うのがこの紫色です。

粉状の紫色の食用色素を使うのであればワンパターンの紫色となりますが、液体色素から作る場合、赤色と青色を混ぜ合わせて紫色を作る必要があります。

この赤と青の両者の割合の違いで、色んなパターンの紫色が出来上がります。

が、鮮やかな紫色にするのがなかなか難しいのです・・・

 

色の配合の練習ができるので、テッセンはおすすめの練習題材です。

 

・つまみ出し

花びらの先端を親指と人差し指でつまんでとがらせています。

この指の使い方、感覚を掴むのにとっても良い練習題材と思います。

この尖らせる角度や大きさ次第で全体の印象が変わってきます。

切れ味良く見せるにはどういう力感でつまめばよいか、テッセン作りを練習する中で掴めると思います。

 

※過去に作ったテッセンの記事を貼っておくのでご参考までに。

 

www.kousui.info

 

 

第3位 ハイビスカス

最後は『ハイビスカス』です。

こちらは5等分のへら入れとなり、6等分よりさらに難しい。。。

線と線の間は72度になりますが、目分量では限界ありますね。

時計でいう12時の方向、5時と7時の方向に線を入れた後、12時と5時の間の真ん中、12時と7時の間の真ん中に線を入れるようにしています。

どのみち、目分量にはなりますが、この5等分の感覚を掴むことのできるとっても良い練習素材と思います。

 

へら入れ以外の要素では、花びらの先端を細かく千切る工程があります。

集中して繊細に千切る必要があるので、ねりきり作成全般における「繊細さ」の訓練にはもってこいの題材と思っています。

 

※過去に作ったハイビスカスの記事を貼っておくのでご参考までに。

 

www.kousui.info

 

 

 

 

というわけで、初心者が最短でねりきり作りを上達するために最初に取り組むべき練習題材について勝手にランキングしてみました!!

最後は練習量がものをいうと思います。

『継続は力なり』を肝に銘じて、これからも精進していきたいと思いますっ!!!

 

 

 

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