料理経験値0の僕が和菓子作りに挑戦するシリーズです。
今回は、『ハイビスカス』に挑戦してみようと思います。
ハイビスカスっていかにも夏のお花って感じですよね!
中日ドラゴンズの春キャンプは、毎年沖縄の北谷で開催されるのですが、そのキャンプ地限定で販売されているユニフォームのデザインに、ハイビスカスが入ってるんですよね~~
いつか春キャンプ行きたいんだよな~
というわけで、今回も、新宿栄光堂の片岡先生直伝の作り方で作っていきます。
1.練りきり【ハイビスカス】の作り方
①着色
白いねりきり大と小、それに中あんを用意します。
大の白ねりきりを黄色に着色します。
小さめに生地を千切って、食用色素の黄色で着色した後に、残りの白い生地も混ぜ合わせていきます。
こんな感じの黄色になりました。
ハイビスカスにしてはちょっと薄いかなぁ。
というわけでもう少し黄色を足しました。
ちょっと濃くなったかなぁ。
というわけで次進みます。
小の白いねりきりは赤色にします。
できあがり。
これにて着色は終了です。
次は、包餡していきます。
②包餡、形づくり
まず黄色の玉を少し千切ります。
『三分ぼかし』というものをしていきます。
まず、黄色ねりきり大を平らにして、中央を人差し指の第2関節を押し当てて生地を薄くします。
こんな感じ。
ちょっと透けて先が見えるくらいが良いですね。
ここにできた窪みに赤色の玉を入れます。
ここに、小さく千切った黄色いねりきりを平らにして、赤いねりきりを塞ぐように当てます。
こんな感じ。
この状態から、包餡をしていきます。
さて、『三分ぼかし』した赤色部分がどうなったかというと、こんな感じになりました。
うっすらと赤色が見えますね。
『三分ぼかし』とは、三分(9ミリ)くらい小さなぼかしになるように、ということらしい。
なので、この写真の場合だとちょっと大きかったかなぁ~~
さて、次は『もみあげ』をしていきます。
ぼかしができた面を板に押し付けて、平らにします。
逆さまの台形(底辺の方が短い台形)になるように形(側面)を整えます。
こんな感じになりました。
次は布巾を当てて、箸の先端を押し当てて窪みを作ります。
若干ですが、中心は外します。
こんな感じになりました。
ここからは、三角棒を使って5枚の花びらを作ります。
花びらは均一の大きさにするわけではなく、より自然に見えるように大小バラバラな大きさにしていきます。
ちなみに、三角棒はこちらのをいつも使っています!!!
この場合、三角棒は外側から中心へ向かうのではなく、中心から外側へ向かうように線を入れました。
こんな感じに。
不均一な花びらの大きさになりました。
次は、花びらの先端を親指と人差し指で少しつまんで薄くします。
こんな感じ。
さて、ここからですが、本物のハイビスカスの花びらは不規則に破れたようなチリチリ状になっていることから、そのチリチリ状態を表現していきます。
親指と人差し指で、細か~~く花びらの先端を千切っていきます。
こんな感じになりました。
すごい細かいですが、ランダムに少し千切れているのが分かりますでしょうか??
ここまで、ぼかし以外は順調に来ています。
ここからは仕上げです。
しべを作ります。
白いねりきりをごく少量準備します。
それを涙型にします。
これを水で濡らして、周りに『ケシの実』をくっつけます。
ケシの実ってこんなやつ。
できあがりはこちら。
これを箸で作った窪みにくっつけます。
これにて完成です!!!
結構、工程が多かったですね。
1つあたりの制作時間が10分はかかったんじゃないでしょうか。
復習のためにもう一つ作ります。
今度は、『三分ぼかし』が小さくなるよう注意して挑みます。
こんな感じになりました。(手前が2作目)
ぼかしが良い感じに小さくできました。
角度を変えて。
それでは、お抹茶とともにいただきます!!
2.完成
角度を変えて。
中身はこんな感じ。
おいしくいただきました。
3.まとめ
というわけで、今回は「ハイビスカス」を作りました。
ぼかして、三角棒で線入れて、花びら加工して、ケシの実使ってしべを作る。
それなりに多くの工程があり、時間を要しました。
写真見比べても分かるように、ぼかしは小さい方がかっこいいですね。
品よく見えます。
何度も練習しないと。。。
赤い花びらに黄色のぼかしでも綺麗に見えますよ!!
今回はここまでです。
それでは~~~
※しろあん、こしあんは「あんこの内藤」さんのものを使ってます!!
注文すると手書きのお手紙を頂けます☆☆☆
まとめ買いすればするほどディスカウントされるのでさらにお得!!