ちょっと前に、プチ和菓子教室と言っては大袈裟ですが、プチプチ和菓子教室を開催しました!
趣味で始めたばかりの和菓子作りですが、このブログを読んで興味を持ってくれた読者さん(とはいえ大学時代の後輩やから知ってる人ですが!)2名を、アプレンティスとして迎え入れ、練りきり作りを体験してもらいました〜
今回は、その時の体験模様を書いていきます。
和菓子作り体験模様
調理室手配
とりあえず、うちでは狭いので、近くの公民館の調理室を借りてみました。
こんな感じのとこです。
十分すぎる!!
家庭科の授業感満載やなww
調理室は、午後の部(13時〜17時)を借りて、使用料が2,600円でした。
安いなこれ!!
使わな損やわ。
なお、事前登録(団体登録)して、調理室の予約はwebからできました。
団体登録には、団体名が必要とのこと(当たり前か)なので、もちろん団体名はこれにしました。
食材等の準備
白あん、こしあん等の食材、および三角棒や食用色素などなど。
白あん、こしあんをレンジでチンして水分を抜き、一人分ずつの量に分け、サランラップ&ジップロックで分けておきます。
ここで痛恨のミスが…
白あんに白玉粉を入れるの忘れてました。。。
ただの白あんをレンジでチンして水分抜いただけのものを用意してました。。。
不覚。
体験模様
さて、迎えた当日、公民館入口にはこんなでかでかと表示がww
集合して、早速練りきり作りの前に、5分程度の軽い講義をば。
茶道文化検定4級の薄い知識と、茶道(裏千家)のお稽古で蓄積されたお菓子の知識をレクチャー。
内容はざっくりこんな感じです。
・お菓子の種類(主菓子、干菓子について。練りきりの立ち位置について等)
・お茶事から見るお菓子の役割
と、ど素人が偉そうに講釈を垂れさせていただきました。
ここから実際に練りきりを作っていきます。
和菓子作り体験
前に「老松」で和菓子作り(この時はこなしを作りました)を初めて体験した時、包あんは基本だと教わりました。
なので、包あんして、なおかつもう一つ基本かなと思う「ぼかし」もして、季節柄のものを1作目にしよかなと思い、最初は、これら3条件を満たしている「朝顔」に挑戦してもらうことにしました。
自分が作りつつ、2人のアプレンティスたちに見よう見まねで作っていってもらいます。
が、白玉粉なしの白あんは、粘り気がなく、包あん、三角棒での模様入れ、ともにとてもやりづらかったです。
申し訳ありませんでした。。。
1作目「朝顔」
1作目の「朝顔」がこちら。
良い感じ良い感じ。
ひとつ作るごとに試食タイムです。
薄茶とともに。
薄茶のいただき方のお作法(裏千家のお作法)についても、ついでにレクチャーします。
2作目「薔薇」
2作目は、過去の記事から、「薔薇」 を作りたいとのことだったので「薔薇」を作ってもらいました。
※この薔薇
こんな感じに出来上がりました。
これまた良い感じ良い感じ。
濃茶を飲んでみたいとアプレンティスたちが言うので、濃茶とともに。
(やっぱりとても苦いようでした。ww)
3作目「テッセン」
3作目で最後ですが、過去の記事から、「テッセン」 を作りたいとのことだったので「テッセン」を作ってもらいました。
※「テッセン」の記事
こんな感じに出来上がりました。
3作目だいぶ上達しとるなおい!!!www
色の出具合や、模様、形、かなり整ってる気がします。
最後は、また薄茶とともに召し上がってもらい、これにてプチプチ和菓子教室は終了しました!!!
感想
和菓子作り体験は、おおむね満足してくれた様子。
以下、アプレンティスたちのリアクションです。
・練りきりひとつが、思いのほか短時間(5分くらい)で、簡単にできることに驚いた
・これなら一人で家でできそう、楽しいしやってみたい
・講義から実習の流れは、授業っぽくてなんだか良い
・和菓子って季節を感じられるから、なんだか良い
・白玉粉ありバージョンでリベンジしたい
→すみません。。。
・こしあんは、スーパーのあんより、「あんこの内藤」のあんの方がおいしい。
「あんこの内藤」のあんの方が自然で上質な甘さを感じる。
スーパーのあんは、甘いんだけどなんだか人工的な甘さを感じる。
→こちらは、スーパーのこしあんと「あんこの内藤」のこしあんを食べ比べしてもらった時の感想です。僕も同意。
僕は、いつもこの「あんこの内藤」からあんを取り寄せています。
「あんこの内藤」のこしあんはこちら。
ちなみに、白あんももちろん「あんこの内藤」から購入しています。
いつも手書きのお手紙をいただけるので、それも嬉しく、完全にリピーターになってます!!!
というわけで、自作して楽しんでた和菓子作りが、意外な形で発展し、ど素人のくせに和菓子作りを教える体験をしてきました!!
その季節その季節のお花や風物詩を題材にするので、季節を敏感に感じるようになるし、どうやって作ろうかな?とアイデアを絞り出す頭の体操にもなるし、この考えてるところが和菓子作りの楽しいポイントかな、と個人的には思ってます。
この楽しさがなんとなく伝わったようで良かったです。
また、どんな分野でも、教えることでまた新たな発見があり、自らも上達するって言いますからね。(生花の池坊は、脇教授三級の資格があり、「自由花」は教えれるからいつかやってみよかな。)
これからも、見よう見まねですが、色々研究して上達していきたいなと思いました。
今回はここまでです。
それでは~~~