料理経験値0の僕が和菓子作りに挑戦するシリーズです。
今回は、『モンステラ』に挑戦してみようと思います。
モンステラってこんな葉っぱです。
深い切れ込みが特徴の大きな葉っぱですね。
生け花のお稽古で、この時期によく使うので、夏の葉っぱなのかな?
それでは『モンステラ』を作っていきます。
(これ、切れ目の入れ方や形作りに、ここ数日間、結構試行錯誤しました。。。)
1.練りきり【モンステラ】の作り方
①着色
使うのは、白あん1玉と、こしあん1玉です。
葉っぱなので、もちろん緑色に着色していきます。
まず、少量の生地に緑色の色素を振りかけ、着色していきます。
コネコネしたあとに、残りの白あん生地を追加してコネコネしていきます。
こんな感じになりました。
ん~~~、鮮やかな濃い緑色が特徴のモンステラですが、色が薄かったかな。。。
まぁいっか。
着色はこれにて終了です!!!
次は、包あんしていきます。
②包あん、形づくり
こしあんを包あんしていきます。
こんな感じになりました。
まぁ、色は薄めだけど、良い色してますね。
次に、押しつぶして平らにします。
葉っぱの形にするために、涙型の円錐の形も試したのですが、モンステラはどちらかというと、円形に近い形をしているので、この円形の状態から形を作っていきます。
まず、葉っぱの根本部分を作ります。
三角棒の丸い角の部分を使って、へこませます。
この三角棒の左上の部分(丸い角の部分)を使います。
こんな感じになりました。
次は、葉っぱの先端部分を作ります。
指で尖らせます。
トランプのスペードみたいな形になりました。
ここから、深い切れ込みを入れていきます。
モンステラの特徴である、この深い切れ込みですが、鋭角ではなく、丸い切れ込みになっています。
切れ込みの根本が丸くなってますよね。
三角棒では、鋭角にならないし、この感じを上手く作れるものは何かないかな~~?と探してました。
そこで、『爪楊枝』がぴったりなんじゃないかと思い、爪楊枝で試してみることにします。
爪楊枝の側面を練りきりに押し付けて、食い込ませます。
その後、爪楊枝を上へ引き上げて、爪楊枝を抜きます。
(上へ引き上げることで、切れ込みの形を崩すことなく、爪楊枝を抜くことができます。)
こんな感じになりました。
切れ込み1本目。
良い感じでは?
合計4つの切れ込みを入れます。
こんな感じに。
モンステラっぽくなってきた!!!
次は、葉脈を入れていきます。
まず、三角棒の鋭角な部分で、中央部分の葉脈を入れます。
次に、中央部分から枝分かれしている葉脈を、爪楊枝で入れていきます。
はい、これにて完成!!
で良いのですが、恒例の蛇足をしていきます。
最初に載せた写真にもあるように、生け花のお稽古では、モンステラは小さな向日葵とセットのことが多いので、小さな向日葵を添えようかと思います。
小さな向日葵の花びらを一つ一つ作ることは、スキル不足のために不可能なので、茶漉し器で練りきりを細かくし、花びらに見立てることにします。
黄色の練りきりを茶漉し器に押し付けます。
待ち針で少量すくって、モンステラの上に乗せます。
接合部分は、少し水で濡らして、くっつきやすくします。
向日葵の中心部分である『筒状花(とうじょうか)』のために、黄色の中心部分を少しくぼませます。
ん~~~、くぼんでるか分かりづらいですね。。。
一応、くぼんでます。(爪楊枝の根本部分で複数回押して、くぼませました。)
このくぼんだ部分に、茶色の練り切りで作った『筒状花(とうじょうか)』を載せます。
例によって、くっつきやすくするために、接合部分は水で少し濡らします。
こんな感じなりました。
なんとか向日葵に見えますね。
これにて完成です!!!
それでは、お抹茶とともにいただきます。
2.完成
角度を変えて。
中身はこんな感じ。
おいしくいただきました。
3.まとめ
今回は、『モンステラ(と向日葵)』を作ってみました!!!
やっぱり、もう少し緑色が濃いめの方が、夏らしいでしょうか?
爪楊枝のおかげで、良い感じに切れ込みが入れれたため、モンステラにかなり近づけれたと思ってます。
にしても、この切れ込みを作るために、三角棒では上手くいかず、菓子楊枝でも上手くいかず、と、ここ数日間、何度か試行錯誤してました。
はまり役の爪楊枝が見つかって良かったですww
また、この季節ならではのものに挑戦してみたいと思います。
『波』とか作ってみたいんだよなぁ~~
今回はここまでです~~
それでは~
※しろあん、こしあんは「あんこの内藤」さんのものを使ってます!!
注文すると手書きのお手紙を頂けます☆☆☆
まとめ買いすればするほどディスカウントされるのでさらにお得!!