相変わらず和菓子作りにハマっております。
ネットやYoutubeを検索してると、同じ「薔薇」でも、人によって色んな表現のバリエーションがあることに気づきました。
表現方法は無限にあり、そこにはクリエイティブな世界が広がっていますね。
素晴らしい!!
そんな中、「薔薇」の花びらを1枚ずつ貼り合わせていくやり方を発見しました。
こちらの方がより本物の薔薇っぽく見えるので、やってみたくなり、試しに作ってみました!!!
それではどう作ったか記載していきます。
※意外と大変でした。めっちゃ時間かかりました。。。
1.練りきり【薔薇】花びら1枚ずつ貼り付けバージョン
①着色
今回使う色はピンクだけです。
こんな感じの大きさの白あんとこしあんを用意します。
それでは、食用色素『赤』で着色します。
コネコネします。
そしたらこんな感じの色になりました。
良い色になりました。
さて、こっからが長い道のりでした。。。
②形づくり
今回、包あんはありません。
まずは、球体のこしあんの形を整えます。
山なり三角形型になるよう、両掌で整えます。
あまり背を高くすると、大きな薔薇になってしまうので、高さは低めにした方が良いと思います。
こんな感じになりました。
これに花びらを巻き付けていくのですが、次にその花びらの制作に取り掛かります。
先ほど着色したピンクの生地の球体を、細長くなるよう、両掌でコネコネしながら引き伸ばします。
こんな感じになりました。
続いて白い生地も同様に引き伸ばします。
続いて、これを12等分します。
包丁を使って、まず半分に切ります。
これらをさらに2等分にした後、3等分します。
僕は目分量でざっくり切りました。
こんな感じに。
このピンクと白が1セットで、1枚の花びらとなります。
それでは1セット取ります。
合体させ、軽く引き伸ばします。
ここから、両親指と両人差し指で押しつぶして平ぺったくしていきます。
扇をイメージ。
こんな感じになりました。
もうちょっと、白とピンクが混ざっても良いけどな。。。
残りの11セットを同様にやっていきます。
(ちょっとしんどくなってきました。。。あー、大変。)
こんな感じに。
焼肉みたいやな!
次に、こしあんに1枚ずつこのカルビ、いや、花びらを巻き付けていきます。
1枚目はこしあんの上段に貼り付けます。
薔薇の花の中心部分ですね。
こんな感じです。
横から見るとこんな感じです。
次は、1枚目の正反対に花びらを貼り付けます。
今度は、少し貼り付ける位置を下段にします。
こんな感じに。
次は大体90度ずつずらしながら、どんどん貼り付けていきます。
4枚貼り付けました。
このあたりから、花びらの先端が外へ広がるように、指で逸らせます。
上記の写真は、右側が4枚目なのですが、広がった花に見えるように先端を逸らせています。
どんどん貼り付けていきます。
1枚1枚集中して貼り付けていく必要があるので、結構手間がかかりますね。。
7枚貼り終わりました。
ん~~~、良い感じでは?
あと5枚貼っていきます。
こんな感じになりました。
横から見るとこんな感じ。
あれ、なんかピサの斜塔みたく斜めになってるな。。。
途中からずれて歪んでいってしまったようです。
なんだか、下段の花びらほど大きくした方が良い気がしますね。
その方が本物の薔薇っぽく見えるような。
とりあえず、完成したので、お抹茶とともにいただきます。
2.完成
薔薇に見えますかね?
なんとか及第点でしょうか。
中身はこんな感じです。
やはり歪んでますね。
Youtubeではどれも簡単そうに見えるのですが、実際は難しいものが多いですね。。。
3.まとめ
1枚1枚花びらを作り、貼り付けていくので、今までで一番時間がかかりました。
量産は難しいな。。
ただし、これほど手間をかけて作られる練り切りは、いただく側にとってはとてもありがたいですね。
作ってみて初めて分かる苦労ってやつですか。
でも、こんなに写実的に作れるんですね!!
これなら色んな花が作れそうです。
一方、こういった写実的な作りではなく、色とか大まかな形で受け手側の想像力を掻き立てさせるような、曖昧な表現方法も和菓子の魅力と思います。
色んな作品をこれからは見ていきたいですね。
今まで全く興味がなかったデパ地下が楽しくなりそうです。w
それでは~
※しろあん、こしあんは「あんこの内藤」さんのものを使ってます!!
注文すると手書きのお手紙を頂けます☆☆☆
まとめ買いすればするほどディスカウントされるのでさらにお得!!