料理経験値0の僕が和菓子作りに挑戦するシリーズです。
今回は、『山茶花』に挑戦してみようと思います。
山茶花(サザンカ)って、ツバキ科のお花らしく、確かにツバキか山茶花かって見分け方難しいですね。
山茶花の説明はWikipediaに頼ります。
山茶花は冬の季語にもなってるらしく、この季節を代表するお花です。
色んな職人さんが山茶花の練りきりを作ってらっしゃるので、作り方を見て、素人でもできるか実践してみました!!!
というわけで、『山茶花』を作っていきます!
1.練りきり【山茶花】の作り方
①着色
使うのは、白あん2玉と、こしあん1玉です。
白あん2玉のうち、片方をピンク色にします。
食用色素は赤色を使います。
小さめに生地を千切って、食用色素の赤色を着色します。
コネコネした後に、残りの白い生地も混ぜ合わせていきます。
こんな感じのピンク色になりました。
これにて着色は終了です。
次は、包あんしていきます。
②包あん、形づくり
『包みぼかし』をしていきます。
『包みぼかし』は以下の本に記載のやり方を参考にしています。
ピンク色の球体を白色の生地で包あんしていきます。
包あんしました。
これを押しつぶして平ぺったくします。
平ぺったくしたら、今度はこしあんを包あんしていきます。
こんな感じに包あんできました。
次は、この球体を押しつぶして平らな面を作ります。
ここから、逆さまの台形(底辺の方が短い台形)になるように形(側面)を整えます。
職人さんたちはこの作業を『もみあげ』とおっしゃってます。
こうすることで立体的になり、見た目が綺麗な形になるのだそう。
こんな感じになりました。
さて、ここからは、茶巾を使って形を作っていきます。
まず茶巾に載せた上で、練りきりを包み込むように茶巾を巻きます。
この時、茶巾のシワがたくさん入るように、茶巾の生地をできるだけ寄せ集めます。
こんな感じ。
このように茶巾で包んだら、茶巾のシワがたくさん集まってる右側部分を親指で強く押さえ付けます。
こんな感じに仕上がりました。
親指で押さえつけた部分を、少し整えます。
次に、三角棒でこんな感じに切れ目を入れます。
こんな感じになりました。
ちなみに、三角棒はこちらのをいつも使っています!!!
練りきり作りには必須アイテムです!!
さて、だいたい完成ですが、ここから仕上げです。
最後に、しべの部分を作ります。
しべは茶漉し器を使って作ります。
箸で取って、親指で作ったくぼみの部分に入れます。
こんな感じになりました。
これにて完成です!!!
色合いが穏やかで個人的には良くできた方かなと思ってます。
復習のため、もう一つ作ってみます。
復習用に作ったのは手前側。
少し上達したかなww
それでは、お抹茶とともにいただきます。
2.完成
中身はこんな感じ。
おいしくいただきました。
3.まとめ
今回は、『山茶花』を作ってみました!!!
冬はほとんどの職人さんが山茶花や椿を作ってらっしゃいますね。
この時期の練りきりの王道作品って感じがします。
改めて練りきり作りはおもろいなぁ、と思った次第です。
(前回の宣言通り、間おかずに練りきり作りにトライできて良かったです。)
今回はここまでです。
それでは~~~
※しろあん、こしあんは「あんこの内藤」さんのものを使ってます!!
注文すると手書きのお手紙を頂けます☆☆☆
まとめ買いすればするほどディスカウントされるのでさらにお得!!