前回、「おうちで和菓子作り」に挑戦したことに味を占め、和菓子作りに再チャレンジしてみました!!!
今回は、「手毬」(てまり)に挑戦してみます。
それでは作り方を書いていきますね。
※前回の和菓子作りはこちら。
1.白あんとこしあんの準備
市販の白あんとこしあんは、水分が多いため、そのまま使うとべとべとして手に引っ付き、形作るのが難しいので、レンジで温めて水分を飛ばします。
この工程は、上記の前回記事に譲ることとし、次の工程から記載していきます。
2.着色
赤、緑、黄色の3色を使うことにします。
赤は以下右側の、市販の食用色素を使います。
緑は抹茶の粉を使ってみようと思います。
(本で緑色は抹茶を使うのも良しと書いてあったので!)
それならば、黄色は市販の「きなこ」を使ってみます。。
まず、以下のように白あんの球体3つとこしあんの球体1つを用意します。
白あんの1つを赤に着色します。
食用色素を水で溶かし、爪楊枝につけて平ぺったくした白あんに乗せ、コネコネします。
コネコネした結果、こんな感じの色になりました。
赤というよりピンクですね。
続いて、抹茶で緑色を作ります。
平ぺったくした白あんの上に、抹茶を乗せます。
ここからコネコネしていきますが、
抹茶混ぜるの難しい!!!!
抹茶と白あんが、わりと分離してしまうので、なかなか混ぜ合わせづらかったです。
結果、このようなはっきりした緑色に!!!
特に色ムラができることなく、良い具合に緑色になりました。
続いて、きなこで黄色を作ります。
コネコネした結果、こんな感じの黄色になりました。
ほんのりとした黄色になりましたね。
(そこまで白あんと大差ありませんが。。。)
以上で、着色は終わりです。
3.形作り、包あん
まず、着色した3つの球体を寄せてくっつけます。
ここから、手のひらで上から垂直方向に押しつぶします。
押しつぶした結果、以下のような感じになりました。
なんか、良い具合に3色の境界線ができてますね。
ここから、こしあんを包あんしていきます。
こんな感じになりました。
なかなか球体にするのが難しい。。。
和菓子職人さんの手つきのようにはいきません。
なお、以下のように、色の境目がまっすぐな境界線になっておらず、歪んでいたため、指で微調整しました。
以下が歪み補正後
補正できたような、できてないような。。。
ここから、手毬の線を入れていきます。
三角棒がないので、茶杓の「追取」の部分を使って線を入れていきます。
球体の底の方から、上面の中心点に向かって線を入れていきます。
頑張って集中して一周します。
一周したら、以下のような感じになりました。
4.完成
これにて完成です!!!
線を入れる過程で、色の境界線がやっぱりずれて歪んでしまいました。
(上から見たらなんか歪んでいる)
また、側面にすべて線を入れるため、既に線を入れてある箇所をどうしても手のひらで触ってしまい、入れた線が薄くなってしまいました。
どうしたら良いんやろか。。。
色んな人の動画を見て今後研究したいと思います。
まぁ反省はさておき、一旦、お抹茶とともにいただきます!!!
抹茶と一緒だとなんかそれっぽく見えますなw
食べた感じは、固すぎず、ちょうど良い柔らかさでしたが、驚いた部分はきなこのあんの箇所。
めちゃくちゃきなこの味がしました。
そして、きなこと白あんはとても相性が良い気がします。
とてもおいしかったです。
中身はこんな感じ。
抹茶の緑色はほんとしっかりした色が出ていますね。
これだけはっきりとした緑色なら、包みぼかしをすればほんのりとした色に仕上がるかも?
ということで、包みぼかしで手毬を作ってみようと思います。
なお、『包みぼかし』とは
色づけした練りきり生地を白色の練りきり生地で包む方法。ほんのり色づいた色を表現することができます。
(出典:『鎌倉手毬の和菓子 四季を映す練りきり』より)
と、以下の本に書いてありました。
5.包みぼかし
それでは、包みぼかしをやってみます。
まず、抹茶で着色します。
次に包みぼかしです。
緑色の生地を白色の生地で包みます。
半分まで包みます。
平らにします。
この状態から、こしあんを包あんしていきます。
こんな感じになりました。
なんか、そんなに緑色が浮き出てないな。。。
おそらく、白色の生地が多かったようです。
仕方がないので、線を入れていきます。
線を入れたら、奥底の緑色が浮き出てくるかも。
こんな感じになりました。
ん~もうちょっと緑色の強弱が出てほしかったかなぁ。
それでは、お抹茶とともにいただきます!!
中身はこんな感じ。
こしあん周りの緑色ははっきりしてますね。
もう少し白色の生地が薄ければ、緑色は良い感じで浮き出てきて、淡い濃淡のきれいな色になったのかもしれません。
とはいえ、おいしくいただきました!!!
6.まとめ
以上、「ど素人が挑む和菓子作り(「手毬」編)」でした~~~
着色から完成まで、ものの10分くらいでできてしまいます。
想像力が掻き立てられて、手先も器用になり、お手軽に楽しめるなんて、和菓子作りはほんと良いですね!
何個も作って上手くなりたいです!!
それでは~