暖かく、天気が良い日が多くなりましたが、相変わらずのコロナウィルスのせいで、外出はできない日が続いています。
「外出しなくて良いなんてラッキーやな、楽勝や」なんて当初は思ってたのですが、世間では「自粛疲れ」なんて言葉が出てきています。
こういうのを見ると、やはり「人間は社会的動物」なんだなと改めて実感します。
※「人間は社会的動物である」ってアリストテレスの言葉らしい。
そんななか、「野点籠(のだてかご)」なるものをおかんが送ってくれたので、この野点籠とその中身について紹介したいと思います。
1.野点とは?
野点とは屋外で楽しむお茶のことです。
ピクニックみたいなもんですね。
自然の風趣を楽しみながら、一服のお茶をいただきます。
屋外なので、風炉や炉の区別はありませんが、野点の時に使う最低限の茶道具を持ち運びできるように仕組んだものが「野点籠」です。
なお、野点は英語で、open-air tea ceremony というようです。
2.野点籠の中身とは?
それでは野点籠の中身を紹介します。
まずは全体像から。
竹細工の籠になっていますね。
この籠のほかに竹筒がありますが、この竹筒は、籠を縛っている紐でつながっています。
次は、この竹筒の中身です。
これは何が入ってるか想像できますね。
はい、茶筅です。
ひときわ小さな茶筅になっています。
いつも使っている茶筅との比較写真がこちら。
めちゃくちゃコンパクトですね。
竹筒に入れるとこんな感じです。
次は、籠の中身です。
ご覧のとおり、茶碗、茶巾、棗、茶杓が入っています。
茶碗、棗、茶杓、いずれも通常のものよりミニサイズになっています。
茶碗の大きさ比較写真。
こちらが、棗の大きさ比較写真。(中棗との比較)
棗は抹茶がこぼれないように、プラスチックの内蓋がついています。
こちらが、茶杓の大きさ比較写真。
茶杓は折り畳み式になっています。
茶碗、茶巾、棗、茶杓をひとまとめにした様子がこちら。
この状態で野点籠の中に収納されています。
(収納された状態を上から見た様子がこちら。)
3.まとめ
以上が野点籠の中身でした!
あとは、お湯とお菓子があればいつでもどこでもお茶がいただけますね!
これくらいコンパクトなら、旅行先へも持って行けそうです。
海外へ持って行って、外国の方に振る舞ったりもできますね!
(早くコロナウィルスが収束してくれないと、この野点籠の出番はありませんが。。。)
お気に入りの生地があれば、手作りの野点籠もできそうです。
Amazonからも購入可能ですよ。
おわり