上げ馬に野次馬

~茶と株と~ 茶道男子始めました。茶人になるまでの軌跡を綴っていこうと思います。お茶、和菓子をはじめとする日本文化の魅力を研究中の30代自称兼業投資家です。

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茶道文化検定の勉強に合わせて読んでおきたい本の紹介

なんと、

11月29日(日)開催予定だった今年(令和2年)度茶道文化検定が、中止

と発表されました。。。

 

www.chado-kentei.com

 

11月の試験が今もう中止決定になるのは大変驚きですが、もっと困るのが、この試験は年に1回しか開催されないこと。

今年2級まで受かって来年は1級目指したいと思ってたのに、計算が狂いました。

 

今年できない分、来年は年2回開催を検討・実現してほしいものです。

 

 

というわけで、試験までの期間が大きく空いてしまうことを踏まえ、今回は、検定の勉強に役立ちそうな本を紹介します。 

 

  

1.「茶道の歴史」

 

茶道の歴史 (講談社学術文庫)

茶道の歴史 (講談社学術文庫)

  • 作者:桑田 忠親
  • 発売日: 1979/11/08
  • メディア: 文庫
 

 

その名のとおり、茶道の歴史について記載された本です。

茶道文化検定では、必ず「茶の歴史」分野からいくつかの出題があります。 

そのため、茶道文化検定の公式テキストにも記載はあるのですが、なんとなく要点だけ述べてある印象です。

昔、学生時代に勉強した世界史の教科書もそうですが、こういった淡々と要点や事実だけ記載されてもなかなか覚えられないし、テストが終わればすぐに忘れてしまうんですよね。

なので、とても覚えづらい。

 

しかし、僕の場合、ただの単語の羅列が、一気通貫のストーリーとして語られると、すーっと入ってくるように思います。

千利休、小堀遠州、古田織部などの茶人についても、色んな小話・逸話を聞くと、なんとなく人となりが想像できたりして印象に残り、結果、記憶として定着しますよね。

 

この「茶道の歴史」は、物語要素を踏まえて、お茶や茶人の歴史について語られています。

各茶人の紹介はもちろんのこと、茶会の変遷や、戦国時代から現代にかけての茶道の隆盛、地域特性(この地域ではなぜこの流派が主流なのか)などが分かりやすく記載されています。

 

どこかの講演での講義録をそのまま記載したようで、文体は口語調になっており、とても読みやすいです。

講演でのお話なので、特に聴衆を引き付けるような興味を引く逸話や小話が多いのでしょう。

また、作者である桑田忠親さんは、1902年生まれの方で、ご自身も茶道を実践されていたとのこと。そのため、やっている人しか分からないような各流派のお点前の所作に関する考察も所々に記載があります。

 

とても分かりやすく、すらすら読めるので、茶道の歴史を理解する補助的読み物としてとても良いと思います。

 

知識を定着させるのにおすすめの一冊です。

 

2.Pen BOOKS「茶の湯デザイン」、「千利休の功罪」

 

ペンブックス5 茶の湯デザイン (Pen BOOKS)

ペンブックス5 茶の湯デザイン (Pen BOOKS)

  • 作者:ペン編集部
  • 発売日: 2009/10/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  

ペンブックス6 千利休の功罪。 (Pen BOOKS)

ペンブックス6 千利休の功罪。 (Pen BOOKS)

  • 発売日: 2009/11/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

お次はペンブックスから。

茶道文化検定の公式テキストには、茶道具、花、お菓子、茶室などそれぞれ説明があり、写真もいくつかは載っていますが、やはり文字が大半で写真は少ない印象です。

文字だけではやはり想像できないので、写真として見れた方が印象に残り、記憶の定着にも役立ちますよね。

(昔、歴史を勉強している時も、教科書と資料集がセットだったと思います。) 

 

こういった資料集としての役割を、上記の本は担ってくれます。

(雑誌社だけにとても美しく写真が撮られています。資料集ではなく写真集と言うべきか。。)

 

「茶の湯デザイン」は、 以下のカテゴリーで構成されています。

 

・空間(茶室)

・道具

・花

・菓子

・懐石

・抹茶

 

特に、「道具」では、色んな種類の茶碗、茶筅、棗、水指、釜等々の写真が掲載されています。

それぞれ写真で見ると、違いや特徴がとても良く分かるので、とても良い資料だと思います。

 

「千利休の功罪」は、千利休をクリエイティブ・ディレクターと捉え、これ以降のクリエイターたちにどういう影響を与えたかという観点を軸に構成された本です。 

色んな道具に利休形というのがあるように、千利休のデザイン、考え方というのがひとつのジャンル、方向性として確立されているように感じられ、後世のデザイナーさんたちはこれに沿うようにといった一種の束縛を受けているかもしれませんね。

それくらい偉大な千利休を起点とした道具、空間、人物を考察した本となっており、読み物として大変おもしろいです。

 

3.「日日是好日」

 

こちらは映画にもなった「日日是好日」の原作です。

作者の森下典子さんの自伝的小説ですが、ひょんなきっかけから始めた茶道が、時が経過するとともに次第に茶道の素晴らしさに気づいていく、というストーリーです。

現在、外出自粛でなかなかお稽古に行けない方が大半と思います。

なかなかモチベーションの維持が難しいところですが、この本を読むことで、茶道の素晴らしさに改めて気づくことも多いのではないでしょうか。

 

モチベーションが改善されたら、検定への勉強も続けられますよね☆☆

 

なお、映画版「日日是好日」はAmazon Primeで配信されています。

 

映画版のレビュー記事は以下にあります。

 

www.kousui.info

 

 

4.まとめ

以上、検定勉強に合わせて読んでおきたい本の紹介でした!!

時間ができたことをきっかけに、色んな本を読んで、多面的な知識を構築したいですね。

何事も一朝一夕では難しいです。積み上げをこれからも継続してやっていこうと思います。

 

 

それでは~

 

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