緊急事態宣言および接触8割減を目標との御触れが出たことから、テレワークを実施する会社が増えてきていますね。
僕も、過去に数回だけテレワークをやってみたことはありましたが、こうも連日続けてテレワークを実践したのは初めてです。
続けてやってみることで、テレワークの良い点、悪い点が見えてきたので、まとめたいと思います。
結論、テレワークは課題があるものの、今後主流になっていく可能性が高く、人の住む場所が変わる(田舎暮らしに人気が出る?)のではと思います。
1.テレワークの良い点
僕が感じるテレワークの良い点です。
【良い点】
①横やりが入らないため、作業に集中できる
オフィスにいると、作業中に質問されたり、軽い別の仕事を頼まれたり、誰も電話と取らないから取ったり、と作業を中断せざるを得ない場面が多々あります。
しかしテレワークでは、基本的にはこのような横やりは入らないため、作業に集中することができます。
②ぎりぎりまで寝れる
通勤が必要なく、移動時間がないため、この移動時間を見越して早く起きる必要がありません。
もちろん、満員電車からも解放されます。
また、どれだけ残業しようが、仕事が終わったら移動することなく、すぐに寝ることも可能です。
睡眠時間が確保しやすい所は、とても良い点と思います。
③終わったらすぐ自分時間
パソコンをシャットダウンすればすぐに自分の時間です。
僕は、すぐに外へ走りに行っています。
オフィスまで2時間くらいかけて通ってる方にとっては、移動するだけで疲れていたのが、移動時間や体力までセーブできるので、とても嬉しいのではないでしょうか。
④合間にトレーニングできる
ちょっとした休憩時間に腕立て、腹筋、逆立ちなどができます。
オフィスだとさすがに逆立ちはできませんよね。。。
疲れて帰ってきて、トレーニングをさぼる、ということが少なくなるので、健康面ではプラスに働くと思います。
(テレワーク期間中に、筋肉ムキムキになる気がしています。w)
⑤服装が自由
どんな服装でも問題ないです。
着替え、髭剃り、などの一連の朝の準備時間がセーブできます。
(テレビ会議があるのであれば話は別ですが。)
2.テレワークの悪い点
次は、僕が感じるテレワークの悪い点です。
【悪い点】
①コミュニケーションがとりづらいため効率が落ちる
オフィスであればすぐ話しかけたり、急な打ち合わせも開催可能ですが、テレワークで場所が離れていると、これができません。
毎回話したいときに電話していると、効率は落ちてしまいます。
ただし、Web会議システムなどで、チームメンバー全員がログインしておき(音声のみ)、用事がある時だけ話しかけるようにすると、オフィスでの環境がほぼ再現できるので解決しますね。
(なお、僕のところは、ビジネスチャットを使用していないため、普段からこれを使用している会社は、テレワークだからといってコミュニケーションのとりづらさは感じないのかもしれません。)
②環境によっては生産性が落ちる
画面の大きさや画面数に生産性は比例するとの研究があります。
会社から機器が支給されるのであれば別ですが、自宅用PCを使っているのであれば大体がノートPCの小さい画面で作業しているのではないでしょうか。
また、作業机、椅子がなく、こたつの上にPC置いて作業なんて話も聞きます。
(これでは背中が痛くなります。。。)
③さぼってるか判断つかない
遠隔なので、さぼっているかどうかはわかりません。
ただし、成果を出していれば過程は問題ありません。
作業予定と実績を開示してもらうようにすれば、さぼっていたかどうかは一目瞭然なので、これで解決ですね。
④温度感が分からない
対面で話した時しか伝わらない思いが、テレワークでは伝わりづらいです。
この要素を分解すると、重要度、優先度、緊迫性などが挙げられますが、これらを伝えるにはやはり対面に分があります。(特に商談は、いつの時代も対面が必要かもしれません。)
3.テレワークが引き起こす変化について
以上より、生産性が落ちるとはいえ、悪い点は改善できる部分が多いため、慣れたらテレワークの方が集中できるという人が増えてくるのではと感じています。
また、やってみて、意外と暇だなと思う方も多いはずです。
なぜなら、今まで打ち合わせのために資料印刷して、電車に乗って移動して、という時間が無くなるためです。この時間を資料の精度を上げたり、その他作業の時間に回せるので、むしろ効率化している側面もあります。
これらを踏まえて、テレワークがもたらす今後の変化についての僕の考察を、以下に記載します。
①出張が減る
ほとんどの方が今回で慣れると思うので、対面が不要な打ち合わせは極力テレビ会議に代替されると思います。
このため、出張が減ると思います。
②遠隔での習い事
オンライン授業に慣れるため、今後は学習塾のオンライン化が進むと思います。(教室を構えるための固定費が不要になるメリットもあります。)
3D技術が発達すれば、茶道、華道、格闘技などの手足を使う習い事も、遠隔で実施するのが主流になるかもしれません。
こうなると海外在住の方も、茶道や華道を習えるので、茶道人口、華道人口が増えそうです。
③田舎暮らしが増える
どこでも仕事ができるのであれば、自然豊かで土地代も安く、住みやすい所という理由で田舎暮らしが増えるのではないかと思います。
有名なブロガーさんは、都市に住んでいない方もいらっしゃいますしね。
コスト面だけではなく、満員電車のストレスから解放されるメリットはとても大きいと思います。
4.まとめ
今回で、僕はテレワークでも仕事ができることを実感しています。
とても良いです。
また、健康面、メンタル面の改善にとても魅力を感じています。
これを機に働き方改革が進み、住む場所変革が起きて田舎暮らしが増え、地方活性化につながれば良いなぁと思いました。
おわり