上げ馬に野次馬

~茶と株と~ 茶道男子始めました。茶人になるまでの軌跡を綴っていこうと思います。お茶、和菓子をはじめとする日本文化の魅力を研究中の30代自称兼業投資家です。

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ど素人が挑む和菓子作り【着せ綿】

料理経験値0の僕が和菓子作りに挑戦するシリーズです。

 

今回は、『着せ綿に挑戦してみようと思います。

 

その前に、『着せ綿』って何でしょうか?

調べてみると、この時期特有の昔からの習慣に関係があることが分かりました!!!

 

というわけで、一旦、練りきり作りの前に、かる~~く、『着せ綿』に関するお話をしたいと思います。

 

 

0.『着せ綿』とは?

まず、『着せ綿』とは、重陽の節句の風習であるらしい。

重陽の節句とは、1年のうちで全部で5つある節句のうちの1つ。

日付でいうと、9月9日にあたります。

節句とは、季節の節目となる日で、禊などの行事を行い邪気を祓うという風習があります。

※ちなみに、その他の4つの節句は以下のとおり。

 人日(じんじつ)の節句:1月7日

 上巳(じょうし/じょうみ)の節句:3月3日

 端午の節句:5月5日

 七夕の節句:7月7日

 

重陽の節句は、別名「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、『着せ綿』などで長寿を願ったらしいです。

そして、この『着せ綿』ですが、具体的にどういうことをするのかというと、Wikipediaに以下の記載がありました。

 

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。

(出典:Wikipedia)

 

ja.wikipedia.org

 

菊の花の上に、一晩中、綿を置いておいて湿らせるなんて、なんとまぁ手の込んだこと!!!

僕自身、一度も見たことはありませんが、こういう風習があったんですね。。。

今も残っている風習かどうかは分かりませんが、和菓子の世界では脈々とその伝統は続いていることは確かです。

素晴らしいですね。

 

 

前置きが長くなりましたが、それでは『着せ綿』を作っていきます。

 

1.練りきり【着せ綿】の作り方

①着色

使うのは、白あん2玉(大ひとつ、小ひとつ)と、こしあん1玉です。

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菊は、ピンク色にしようと思います。

お決まりの、まずは小さめの生地に濃い赤色を着色し、そのあと白い生地を混ぜていきます。

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コネコネして、こんな感じのピンク色に仕上がりました。

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良い感じの薄さに仕上がりました!!

 

着色はこれにて終了なので、次は、包あんしていきます。

 

②包あん、形づくり

ピンク色の生地でこしあんを包あんしていきます。

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こんな感じになりました。

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ここからは、三角棒で線を入れていきますが、その前に、目印となる中心点を付けておきます。

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さて、ここからですが、この球体の下段部分から、この目印にかけて、三角棒でひたすら線を入れていきます。

線の入れ方ですが、円を描くような線と直線を1セットとし、このセットを球体の側面にひたすら入れていきます。

こんなイメージです。

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①のように、まず、球体の下段から、中心点に向かって、円を描くような丸みを帯びた線を入れます。

次に、②のように、中心点から一直線に三角棒を下ろし、まっすぐな線を入れます。

これを繰り返していきます。

 

それでは、やってみます。

①をやってみたのがこれ。

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続いて②をやってみたのがこれ。

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写真用に、三角棒を、一旦、球体から外してますが、①と②は連続して入れていきます。

途中経過がこちら。

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この途中経過だけでもなんだかカッコイイですね!!!

(自己満)

 

 

 

さて、気を抜かずに最後まで線を入れていきます。

 

こんな感じになりました。

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良い感じ、良い感じ

 

次に、綿の部分を作っていきます。

 

こちらは、残しておいた小さな白あん1玉を茶漉し機に押し付けて作ります。

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こちらを待ち針で採取して、先ほどのピンクの球体の中心に載せたら完成です。

 

こんな感じになりました。

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上出来と思うww

 

少し角度を変えて。

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うん、上出来と思うww

 

 

1色ではなんだかさみしいので、ついでにもう2色、同じ要領で作ってみました。

 

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というわけで、これにて完成です!!

それでは、お抹茶とともにいただきます。

 

2.完成

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中身はこんな感じ。

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おいしくいただきました。

 

3.まとめ

今回は、『着せ綿』を作ってみました!!!

 

単色だし、意外と簡単?にできました。

でも、簡単というのは語弊がありますね。。。

やはり、細かい模様になると、雑な部分が細かさのために相殺されてしまい、見えにくく(運よく隠れてしまう)なるため、なんだかそれなりに上手くできたように思えるのだと思います。

ただ、三角棒を多用するので、とても良い練習になりますね!

 

 

今回はここまでです。

それでは~~~

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