料理経験値0の僕が和菓子作りに挑戦するシリーズです。
今回は、再度『紫陽花』に挑戦してみようと思います。
前回と違うやり方で作ってみたいと思います。
今回は、
『待ち針』
を使ってみます!!!
待ち針ってこれです。
裁縫で使うやつですね。
本当は、『針切り箸』という、箸の先端が針になっている道具があるらしいのですが、持っていないので、待ち針で代用します。
↓『針切り箸』はこういうやつです。
これを使うと、上記の写真のような精巧な花びらや葉っぱを表現できるようなのです!!!
それでは、待ち針で紫陽花を再チャレンジしていきます。
※前回の『紫陽花』作りはこちら。
1.練りきり【紫陽花】の作り方
①着色
昔、華道(池坊)のお稽古で紫陽花を活けた時の完成図を『待ち針』で描いてみようと思います。
↓こんな感じ
下半分の紫陽花と葉っぱが表現できればなぁ、と思います。
池坊のお稽古では、毎回お花を活けた後に、こんな感じでデッサンをするので、自然とデッサン歴が長くなりました。
それに伴い、デッサン力が、年々上昇してる気がするのです!!w
そのため、待ち針で花を描くのも、それなりに上手くいくのでは?と楽観視していますww
さて、今回、こしあん1玉と白あん3玉を使います。
花の部分をピンク、葉の部分を緑とし、待ち針で彫った時に色が浮かび上がるように、白地の生地で包んでぼかしたいと思います。
小さめの白あんをピンク、大きめの白あんのうち片方を緑色で着色していきます。
まず、緑色から。
抹茶で着色します。
コネコネして、こんな色になりました。
次にピンク色です。
食用色素『赤』を使います。
次は、包あんをしていきます。
②包あん
二十包餡していきます。
まず、窪みを作り、そこへピンクの生地を押し当てます。
この上に緑の生地を押し当てた上で、こしあんを包あんしていきます。
こうすれば、一部分だけピンクが浮かび、その他は緑色が浮かび上がると思ったのですが。。。
とりあえず、包あんしていきます。
包あんした後、表面を押しつぶして平らにし、側面を腰高に整えます。
こんな感じになりました。
ん~~~、またもや色の出が薄いな。。。泣
どこがピンク色で、どこからが緑色かが、薄すぎて全くわかりませんね。
どうしようもありませんが、とりあえず次に進みます。
③待ち針での模様入れ
さて、ここからがとうとう『待ち針』の登場です!!
ちなみに、こんな感じで使おうと思います。
まず、花びらの輪郭の半分を、練りきりに待ち針を刺して描きます。
ちょうど半分描いたとこです。
次に、もう半分の輪郭を描きます。
花びらのもう半分の輪郭が描き終わりました。
これで、花びらの先端で、線と線がぶつかりました。
ここで、待ち針を少し持ち上げて、花びらの先端に角度をつけます。
こんな感じで浮かせます。
こうすることで、立体的な模様が仕上がります。
では早速やっていきます。
花びらが1枚できました。
(本当は、ここでえぐった部分からピンク色が浮かび上がり、なんとも言えない色合いに仕上がる予定だったのですが。。色は出てきませんでしたね。)
同じ要領で、紫陽花の4枚の花びらを作ります。
四葩ができました。
紫陽花の花びらにしては、少し鋭角すぎるので、次からは軌道修正していきます。
とりあえず、花びらを量産していきます。
とりあえず、大小さまざまな花びらを描いてみました。
次は、葉っぱに移ります。
葉っぱも同じ要領で描いてみます。
葉脈も入れて、葉っぱぽく出来上がりました。
この辺は、華道で鍛えたデッサン力が活きていますねww
茎を爪楊枝で線入れします。
ようやく緑色っぽいのが出てきたな。
これ以上何かを描くと、蛇足になってしまいそうなので、これにて完成とします。
こんな感じになりました。
斜めから見るとこんな感じ。
若干浮かせてるのがわかりますでしょうか?
完成したので、お抹茶とともにいただきます。
2.完成
まぁ、見た目は良い感じなのではないでしょうか。
色があれば。
色があればね。。。
中身はこんな感じです。
ピンク色はそっちか~~~~
最近ぼかしに手こずってます。
3.まとめ
今回は、待ち針を使った模様入れに初挑戦してみました。
小さい練りきりに小さい模様を描くので、とても集中力を要しますが、何でも描けてしまうので、表現の可能性が格段に大きくなった気がします。
(時間も結構かかります。)
絵が好きな方は、これハマるかもしれませんね。
また『待ち針』を使った練りきりに挑戦したいと思います。
それでは~
※しろあん、こしあんは「あんこの内藤」さんのものを使ってます!!
注文すると手書きのお手紙を頂けます☆☆☆
まとめ買いすればするほどディスカウントされるのでさらにお得!!