上げ馬に野次馬

茶道男子始めました。茶道きっかけで和菓子にのめり込んでます。和菓子と趣味の投資について綴っていこうと思います。

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【株主優待】優待生活への道 #9468 カドカワ

株式投資を好きでずーっとやっているのですが、株主優待はそこまで重視してこなかったため、これまであまり恩恵を受けたことがありません。

株主優待狙いで株を買わないせいなのですが、銘柄によっては、お米がもらえたり、図書券やクオカードがもらえたりしているのを見ると、大変羨ましく思います。

 

上手く投資していけば、株主優待だけでの生活も夢ではないように思えてくるのですが、本当に可能なのでしょうか?

今後は、余剰資金を株主優待制度ありの銘柄に少しずつ充てていこうと思いますが、現在自分が保持している銘柄の中で、優待制度ありの会社の優待品を紹介していこうと思います。

 

 

というわけで、今回は、

 

9468 カドカワ

 

から優待の案内が届きましたので、紹介したいと思います。

 

9468 カドカワ

角川文庫のカドカワです。

動画サイト『ニコニコ動画』を運営する「ドワンゴ」と合併しています。

 

これまでの5年間の値動きはこちらです。

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(出典:Yahoo ファイナンス)

 

ずーっと低空飛行が続いていますね。

ずーっとBクラスの中日ドラゴンズみたい。

 

僕は、カドカワの株をカドカワとドワンゴが合併する前から持っているので、2013年くらいから持っています。

2013年はもっと高かったと思います。

確か30万円くらいで購入した記憶があります。。。

その後、何度かナンピン買いをして、平均取得単価は下げた※のですが、個人的にはあまり良い思いの記憶がない銘柄です。

※結局、現在取得単価は1,924円となっています。最低単元の100株しか持っていません。

 

カドカワの株主優待内容

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優待内容

①条件

まず、当然ですが、優待を得るには、権利確定月である3月の末日に株式を所有している必要があります。

カドカワの場合は、最低単元数である100株だけ持っていれば良いです。

しかし、カドカワの場合は、優待を受けるにはさらに条件があって、少なくとも1年以上株式を所有し続けている必要があります。 

 

また、カドカワの場合は、さらなる長期保有者(3年以上保有者)には、優待内容が追加となります。

 

よって、カドカワの優待条件は以下となります。

 

・1年以上保有(自社株主名簿に3回以上連続して記録)の100株以上保有の株主

・3年以上保有(自社株主名簿に7回以上連続して記録)の100株以上保有の株主

 

※3年以上保有とは、今回の場合、以下時点の株主名簿に同一株主番号で記載されていることを示しています。

 2017/3/31

 2017/9/30

 2018/3/31

 2018/9/30

 2019/3/31

 2019/9/30

 2020/3/31

 

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②内容

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1年以上保有者の優待は、以下の8コースのうちから1つを選択できます。

①書籍3冊

②映像ソフト1点

③ムビチケ前売券2枚 ※3,000円分

④BOOK☆WALKER2枚 ※3,000円分

⑤角川文庫・ラノベ読み放題 ※3か月分

⑥新字源

⑦アニマリウム

⑧クッション

 

3年以上保有者は、上記に加え、以下3コースのうちから1つを追加で選択できます。

A 書籍2冊

B ムビチケ前売券1枚 ※1,500円分

C BOOK☆WALKER1枚 ※1,500円分

 

BOOK☆WALKERというのは、月額760円~でKADOKAWAの配信する電子書籍10,000点以上が読める、小説の定額制読み放題サービスのことらしい。

新字源は漢和辞典のことで、アニマリウムとは以下の本のこと。

 

アニマリウム ようこそ、動物の博物館へ

アニマリウム ようこそ、動物の博物館へ

 

 

僕はこれまで「ムビチケ前売券」を応募してたのですが、このムビチケが個人的には相当使いづらい。。。

前売券なので、予め観る映画、観る場所、時間を決めて予約する必要があります。

 

しかもこれ、

 

これから上映する映画しか予約できない

 

のです。

 

要するに、映画公開日の前日までに予約する必要があるので、ふらっと映画館に寄って、スケジュールを見て

 

「時間的に都合良いから、1時間後からゴジラ観ようかな」

 

というのができません!!!

 

前もって計画立てて映画を見に行く性格ではないので、このムビチケは個人的には相当使いづらいものでした。

 

そのため、今回は書籍コースにしてみました☆

3年以上保有なので、指定リストの中から、合計5冊の本を選び、応募しました!

 

株主優待狙いの投資はあまりおすすめしない

基本的に、僕は株主優待狙いの株式投資はおすすめしません。

 

なぜなら、会社都合で

急に優待制度取りやめになるから。

 

その昔、ティア(2485)という会社の株を持っていました。

※今も持ってます。

名古屋地盤の葬儀会社なのですが、一時期、地元に帰る度にティアの葬儀会館が増えていっていました。

印象ですが、コンビニの増加ペースを完全に上回ってました。

これはすごい、まさに飛ぶ鳥を落とすとはこのことだと思い、銘柄を調べてみると、10万以内で買えるし、配当金は出るし、100株持ってるだけでお米が優待品として貰えることが分かりました!

 

早速購入し、実際に以下のお米が届きました。

(3キロも届きました!)

 

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お米の優待は大変嬉しいですね。

実際にお米の優待はとても人気があり、ティアのようにお米の栽培とは無関係な会社が、優待品をお米にしています。

(こうすることで、株を買ってもらおうという会社側の魂胆ですね。)

 

また、ティアは当時、所有株式数に比例して、お米の量を変動させていました。

確か1,000株持っていれば、お米10キロだったような。

 

これを見て、僕はティア株の買い増しを始めました。

1,000株目指して。。。

 

そんな矢先です。

 

 

ティアが株主優待制度の廃止を発表しました。。。
 

 

最大の目的がお米だったのに、廃止となったら持っている価値はありません。

そう思った方がほとんどだったのでしょう。

株価はみるみるうちに下がっていきました。

その後はまだ低空飛行を続けています。

(結局、株主優待のお米がもらえたのは一度だけでした。。。)

 

 

以上が、僕が株主優待目当ての投資をおすすめしない理由です。

 

優待制度は突然廃止になる可能性があります。

廃止になれば株価は下がる可能性があります。

 

株価が値崩れしたら意味がありません。

最悪倒産もあり得えます。

倒産したら株はただの紙切れになってしまいます。

一回所有したら、そのまま何も考えずに継続して配当金と優待を受け続けるのが楽なのですが、そんな上手くはいかないというのが、僕の実体験からの感想です。

 

とはいえ、ずーっと優待制度をやっていたり、大きな会社、財務状態もそれなりに盤石であれば狙っても良いかなとは思います。

今後は色々吟味して、優待銘柄を購入していきたいと思います。

 

 

それでは〜

 

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