過去に取得した資格について、どのような戦略で攻略していったかを書いていこうと思います。
まずは直近で取得した資格について。
茶道文化検定4級!!!
※第12回 茶道文化検定
実施日: 令和元年11月10日(日)
なんじゃそりゃですね。
では、所感から書いていきます。
- 難易度:とても簡単
- 勉強にかけた時間:10時間弱くらい
- コスト:¥7,290
①所感
1.難易度
とても簡単です。
2.勉強にかけた時間
10時間弱くらいです。
内訳は、テキスト1冊熟読×5回で8時間くらい。過去問3年分×3回で2時間くらい。
これらを試験日までの1か月間でだらだら(週3日くらい、1日あたり30分~1時間の勉強時間)勉強していました。
3.コスト
○テキスト代:¥990
⇒「茶道文化検定公式テキスト4級 -茶の湯をはじめる本-」
○過去問代:¥3,300(¥1,100×3冊)
⇒3級・4級「茶道文化検定公式問題集⑥⑦⑪」
○受験代:¥3,000
4.感想
当然、難しい計算問題はありませんし、テキスト外の知識も要求されず、応用問題もありません。
テキスト熟読と過去問だけで十分、といった印象です。
以下のような人にはおすすめと思います。
- 茶道に少し興味がある。
- 茶道についての基礎が知りたい。
- 検定試験を長い間受けておらず、久しぶりに勉強したいが、まずは易しいものから始めたい。
それでは、茶道文化検定4級の概要について書いていきます。
②茶道文化検定4級の概要
- 検定日:毎年11月? 年1回
- 受験資格:なし。(ただし2級は3級合格者に限る。1級は2級合格者に限る。)
- 出題範囲:茶のこころ、茶の歴史、茶事・茶会、茶道具、茶室・露地の分野から出題
- 出題程度:茶道の文化に関する基礎的な知識
- 出題数:60問
- 検定形式:マークシート択一式
- 合格基準:70%以上の正解で合格
③過去データ
茶道文化検定公式サイトから過去の受験データが確認できます。
第11回以前はどの回も4級は受験者の80%以上が合格しており、数値から見ても簡単な部類に入ると思います。
ただし、僕が受けた第12回だけ合格率ががくっと落ちて65.8%に。。。
なんでかな?
確かにひととおり回答して選択肢を迷う問題が8問くらいあったかも。
そのため、今後難化する可能性はあるかもしれません。
④戦略
僕が取った戦略について書いていきます。
その1:テキストを4回読む
公式テキストがあるので、テキスト内からしか出題されないだろうと判断し、公式テキストを熟読することにしました。
(実際、過去問3年分をやってみましたが、公式テキスト以外の知識は不要でした。)
ページ数にしてたった93ページ!!です。
自分の経験として、テキストは最低4回読めばだいたい全体を把握できると感じています。
というのも、大学時代、3年くらい落とし続けた必修科目を、就職が決まったもう留年できない最終年に、必死になって教科書を4回読んだ結果、ようやく単位が取れたばかりか、「優」の評価をもらいました。
(評価は「優」「良」「可」で付けられていました。「優」が最上位です。こんながんばらなくても良いのに。。。)
これ以来、4回やればなんとかなるという考えのもと、4回できるよう締切日から逆算して勉強スケジュールを立てています。
テキストはこちら
その2:過去問を解きまくる。
これに限りますね。
過去問に勝る戦略はない気がします。
これによってどういう問題が出るか、テキストはどこを重点的に読み返した方が良いかを一番肌感覚で理解できます。
過去問をやってみて、正直とても簡単なので、1回あたり7分もあればできてしまいます。
そのため、僕の場合はいきおい余って3回(過去問3年分×3回)も解きました。。。
(こんなに繰り返す必要はありません。。)
過去問を解いている時には、過去問と同じ設問が多いといった印象を受けていましたが、先ほど記載したとおり第12回は合格率が落ちたように、過去問にはなく初めての出題がいくつかあったように思います。
そのため、テキストを読むときは、過去問に出ていない部分は少し集中して読む必要がありそうです。
過去問はこちら
⑤結果
合格
59/60点でした。
どうしても迷う問題が1つあり、それを間違えてました。
過去の受験データを見ると、満点の60点は3名とのこと。
どうせなら取りたかったなぁ。
⑥取得しようと思ったきっかけ
ちょうど茶道を習い始めたのがきっかけです。
流派は裏千家という流派です。
作法だけではなく、茶道文化を体系的に理解したいなと思い、ついでに資格の勉強を始めました。
⑦想定外のこと
当然ですが、茶道を習い始めたばかりで茶道の知識が全くないために、公式テキストが読みづらく、何度も睡魔に襲われました。。。
茶道の知識として、茶道文化検定では以下を求められています。
- 茶のこころ
- 茶の歴史
- 茶事・茶会
- 茶道具
- 茶室・露地
これらすべてが初めて知ることで、へぇーと思いながらテキストを読み進めていました。
そのため、テキスト熟読1回目は2時間以上かかり、何も記憶できなかったため、絶望感を覚えました。。。
ただし、何度も言うように、4回読めばだいたい理解できる!!のでご安心を。(ページ数も多くないですし。僕はいきおい余って5回も読みました。。。)
とはいえ、並行して茶道を習っていたので、あぁこの道具はこのために使うよな、といったことは予備知識としてあったかもしれません。
なので、茶道を習うとより学習効果があると思います。
⑧さいごに
当然、ビジネスには使えず、あくまで趣味の範囲の資格です。
長い間、勉強していなかった身としては、リハビリにはなりました。
もちろん今後は1級を目指していきます。そのためには今年、2級・3級の併願をクリアする必要があります。
がんばるぞ。