近くの和菓子屋さんで練りきりを買ってきました。
6月はどんなお菓子になってるかな~?
というわけで、今回買ったのは以下の2つです。
菓銘は、左が『四葩』、右が『朝露』と書いてありました。
四葩は「よひら」と読むようです。
(初めてこの漢字見ました・・・)
今の季節を感じさせますね!
特に『朝露』は、雨上がりの露が表現されていてとても趣がありますね!
よくよく観察しながらおいしくいただきました!!!
それではおいしくいただきながら観察した結果を書いていきます。
1.和菓子【四葩】
四葩(よひら)って何でっしゃろ?
情弱なので調べてみました。
紫陽花の別名なのか!!!
っていうか、紫陽花って花びら4枚なんだっけ?
ほんとに4枚や!!
華道(池坊)を6年もやってるのに気づきませんでした。
お恥ずかしい。。。
和菓子に興味を持つことで、一般常識レベルが上がりました。
良かったです。
それでは、和菓子『四葩』をいただきます。
①見た目
四葩は紫陽花の別名なので、紫陽花の葉っぱの上に紫陽花の花びらが載せてあるんですね!
花びらがちゃんと4枚になってますね。
紫と白の練りきりでぼかした生地を作った後に、花びらの型でくり貫いたんですかね。
葉っぱは葉脈が入っています。
葉脈が太い所と細い所の強弱が表現されていて、より本物の葉に近いように感じます。
葉っぱの構造が気になったので、裏返してみます。
失礼します。
白と黄緑色の生地を重ねてあるんですね!!
葉に日光が当たっていると、その部分は光を反射して緑色が薄く見えます。
葉の先端の白い部分は、「鬱陶しい梅雨の季節にたまに差し込むありがたい晴れ間」を思い起こさせるということですかね。(勝手な解釈)
②触った感じ、味
柔らかく、しっとりしています。
とても食べやすい固さです。楊枝でサクッと切れます。
自分が作る練りきりとの最大の違いです。
僕は水分を飛ばしすぎなんだろうな。。。
気になったので、自分が用意した白あんの生地と比べてみました。
同じくらいの分量を取って軽く押しつぶしてみました。
左が『四葩』の葉の部分から拝借したもの、右がいつも僕が使ってるレンジでチンした後の白あんです。
左のあんは軽く押しつぶしただけで、少し崩れてます。(手に少し生地が引っ付くのです。水分が多い証拠と思います。)
一方、右のあんは、そういうことは一切なく、綺麗な状態です。
右の方が崩れないので模様は付けやすい気がするのですが、左のあんの方が断然食べやすいです。(食べたときにしっとりした舌触りもあるので)
水分が多い生地だと、着色するためにコネコネするときに手に引っ付きまくってやりづらいのですが。。。
とりあえず、レンジでチンの程度が改めて課題と分かりました。
2.和菓子【朝露】
①見た目
ピンク、紫、黄緑色の3色の生地を使って、茶巾で包んで絞って形にしてるのでしょうか。
露の部分(透明なやつ)は何でできてるのでしょう?
手のひらに載せるとこんなサイズでした。
僕が作っている練りきりより、少し小ぶりですね。。
↓は僕が作ったやつ
素人は大きい方が作りやすいし、しょうがないか。。。
②触った感じ、味
柔らかく、しっとりしていてとても美味しかったです!
中はこんな感じでした。
肝心の露の部分ですが、食べてみても何でできてるか分からなかったです。。。
3.おわりに
今回の和菓子も、見ても良し、食べても良しの楽しいお菓子でした!
発想、アイデア次第で色んなものが作れるし、和菓子は飽きが全く来ない気がしますね。
趣味にするならうってつけと思います。
上手に作れるようにまたトライしていきたいと思います。
全く知らなかったのですが、6月16日は『和菓子の日』らしいです。
それにちなんで、毎年以下のイベントが開催されているようですが、コロナの影響もあって今年は延期となるそう。
毎年大盛況のイベントらしいので、ぜひ行ってみたいですね!
それでは~