韓国のカフェ事情を調べていたら、『ダルゴナコーヒー』なるものばっか出てきたので、調べてみました。
どうやら、K-popアイドルが紹介して、今めちゃくちゃ話題になっているとのこと。
Wikipediaで調べてみましたが、こういうやつらしい。
ダルゴナコーヒーとは、コーヒーを砂糖と混ぜた上で、クリーム状に泡立てたものを牛乳の上に乗せて飲むドリンクって書いてありますね。
また、ダルゴナとは、韓国の砂糖菓子のことで、ネーミングの由来はこの砂糖菓子に味と見た目が似ているからとのこと。
ふむふむ。
これ、抹茶バージョンいけそうやん。
と思って調べたら、やはり多くの先人方がやってらっしゃいました。
そこで、今回は、『ダルゴナ抹茶』を作ってみました!
(ダルゴナコーヒー一度も飲んだことないけど。。)
【結論:失敗しました。。】
では、試行錯誤の経緯を記載していきます。
1.ダルゴナ抹茶(卵白なし、生クリームなし)で挑戦
ダルゴナコーヒーの場合は、以下を根気強く泡だて器で混ぜていれば、つのが立つくらいまでの固さのクリーム状態になるとのこと。
・インスタントコーヒーの粉
・砂糖
・湯
これは、インスタントコーヒーが持つたんぱく質と脂質のおかげでなせる業らしい。
抹茶の場合は、たんぱく質や脂質が少ないため、いくら混ぜてもクリーム状にはならないみたいです。
そのため、卵白または生クリームを使用するレシピがネット上にはたくさんありました。
卵白だけ使っても卵黄の処理に困るので、卵白バージョンは消去。
生クリームもないので、他に案がないかと調べていたら、コーヒー用の粉ミルクで代用できるという記事があったため、森永のクリープを使ってみました。
しかし、クリープをスプーン4杯分くらいに、お湯少量を泡だて器でずっと泡立てていても、一向に固くなりませんでした。
(少しは固くなりましたが、ほぼ液状)
そのため、クリープは諦めて生クリームを買ってきました。
2.ダルゴナ抹茶(卵白なし、生クリームあり)で挑戦
用意したのは以下。分量はテキトーです。
・抹茶:茶杓2杯
・砂糖:茶杓1杯
・生クリーム:50mlくらい(目分量)
・湯(少量)
①抹茶を湯に溶かす
ダマのままだと飲んだ時に変な感じがするので、ちゃんと溶けるようにスプーンor茶筅で溶かしました。
後でクリーム状にするので、湯は少量にしています。
②砂糖、生クリームを加え泡立てる
生クリームはスジャータの良く見るやつです。
セブンイレブンに売ってました。
①を容器を移し替え、そこに砂糖と生クリームを入れます。
これを電動泡だて器で泡立てます。1分くらいやりました。
電動泡だて器は、100均の「キャンドゥ」で買いました。
1分くらいやり続けた状態がこちら。
スプーンですくっても落ちないくらいのクリーム状態になりました。
③牛乳の上に盛り付ける
②をスプーンですくって、牛乳の上に盛り付けます。
最後に抹茶の粉末を少々ふりかけます。
完成。(と思う)
見た目はそれっぽいが。
3.味
まず、これはどうやって飲むのでしょうか。。。?
調べたら、かき混ぜるのもよし、そのまま飲むのもよし、正解はなくお好みでとのこと。
というわけで、そのまま飲みました。
結果
ん~~~~、これっておいしいの?
まず、クリームってこんなに気持ち悪かったっけ・・・?というのが正直な感想です。
甘くすると気持ち悪いので、砂糖をケチったのが良くなかったのかな。
抹茶、砂糖、クリームの比率に問題があったのか。
それとも混ぜて飲むとおいしいのだろうか。
あと、抹茶は『薄茶』で飲むのに慣れているせいか、抹茶が砂糖と合わさるとどうも気持ち悪く感じてしまうんですよね。。。
薄茶だと苦さの中に甘みを感じることができるのですが、今回の場合は、クリームが抹茶の苦さを余計に、必要以上に際立たせてる感じがして、どうもしっくりこなかったです。
4.まとめ
というわけで、今回の挑戦『ダルゴナ抹茶』作成は、失敗に終わりました。
(何度か失敗し、そのたびに飲んでいたので、もう生クリームのおかげで胸焼け寸前です。。。)
上記作り方は真似しないようにしてください。
そもそも本物の『ダルゴナコーヒー』をまだ飲んだことがないので、まず本物を飲んでみたいです。
はい、韓国行きたいです。
早くコロナ収束してください。。。
※後日、ダルゴナ抹茶にリベンジしました!
こっちはうまくいきました!!!以下の記事をどうぞ!!
5.おまけ
こういうクリーム状のコーヒーを見て、映画『ラブ・バッグ』のアイリッシュコーヒーを思い出しました。(小さいときによく見ていた映画です。)
映画『ラブ・バッグ』(1969年)は、カーレースのお話で、人の心を持った車(通称ハービー)が登場します。
この車の整備士のテネシーっていう小太りの登場人物が、アイリッシュコーヒーを飲みまくって酔っ払い、ハービーのガソリン口にも注入して、ハービーも酔っぱらってしまうという、おもしろいシーンがあります。
コーヒーに生クリームを入れるなんて、なんだか気持ち悪いなぁとその頃は思っていたのですが、今になって似たようなコーヒーがブームになるなんて。。。
それはそうと、とてもおもしろい映画なので、ぜひ見てみてください!
おわり