料理経験値0の僕が和菓子作りに挑戦するシリーズです。
前回、『薔薇』を作りましたが、同じような花びらを貼り付けていく感じでできそうなものを検索していたら、『カーネーション』にたどり着きました!!!
『薔薇』とやり方はほとんど同じなので、きっと上手くできるに違いない!!という楽観的な見通しのもと、今回は『カーネーション』を作ってみます。
結果、
今までで一番時間かかりました。。。
※20分くらいかかったかな
実物の花を見てみると、『薔薇』と違って『カーネーション』は花びらがクシャクシャになっている所がポイントです!
さて、このクシャクシャ感が上手く表現できるでしょうか?
それでは、カーネーションを作っていきます。
最後に【コツ】を記載してますので、お見逃しなきよう!
※前回の『薔薇』制作過程はこちら
1.練りきり【カーネーション】の作り方
①着色
薔薇を作り続けていて、ピンクが続いたので、今回は黄緑色のカーネーションにしてみようと思います。
抹茶の量を少なめにして、薄い緑色になるようにしてみます。
まず、今回使う白い生地とこしあんです。
この白い生地を黄緑色に着色します。
白い生地に抹茶を茶杓1/4杯ほど振りかけます。
コネコネしていきます。
こんな感じの色になりました。
ちょうど良い黄緑色になりましたね!!!
次は、この黄緑色に着色した生地で花びらを作っていきます。
②形づくり
今回も包あんはありません。
まずは、先ほど黄緑色に着色した球体の生地を、細長くなるよう、両掌でコネコネして引き伸ばします。
こんな感じに伸びました。
これで花びらを16枚くらい作ろうと思います。
なので、16等分を目指してこの細長くした生地を包丁で分割していきます。
まずは2等分。
さらにそれぞれを2等分。
というのを繰り返して、16個に分けました。
大きさはバラバラで16等分ではありませんね。
でも良いんです!!
自然界の花びらも決して大きさは統一ではありませんから!!
(自己弁護)
次は、この16個に分けた生地の1つを取って、両親指と両人差し指で押しつぶして平ぺったくしていきます。
なんとなく長方形になるように平ぺったくします。
こんな感じになりました。
ん~~~、長方形にもなってませんが、まぁ良しとします。
ここでコツが3つあります!
①なるべく薄くすること
②特に端の輪郭部分は薄くすること
③こまめに濡れたタオルで指先を湿らせてから押しつぶすこと
理由ですが、①②は薄い生地の方がクシャクシャ感がより強く出るのと、より繊細に見えるためです。
③は、指先が湿っていないと生地が指にくっつきやすくなってしまい、薄い生地だとしょっちゅう破れてしまうためです。
上記3点に気を付けつつ、16枚の花びらを作成していきます。
(めちゃくちゃ大変でした。。。神経使うし・・・)
16枚出来上がった結果がこちら。
色が同化してて見えへんな!!!
(ちゃんと16枚ございます。大きさ、形は不ぞろいですが。。。)
さて、次はこの花びらを1枚ずつこしあんに貼り付けていきます。
その前に、こしあんは両掌を使って、球体からやや三角形型に整えます。
こんな感じになりました。
それでは、このこしあんに花びらを貼り付けていきます。
まず1枚目をこしあんの上段に貼り付けます。
このとき、花びらがウェーブしてるように波打った形となるよう貼り付けます。
こんな感じになりました。
このように、花びらの下部はこしあんにそのまま貼り付けるだけですが、上部は波打つようにくねらせておきます。
このとき、先ほど記載したコツの③に従い、こまめに濡れたタオルで指先を濡らしながら貼り付けていってください!!
でないと、指にばかりくっついてしまい、なかなかこしあんに貼りついてくれません!!
(指にくっつくと、ただでさえ花びらは薄い生地なので、頻繁に破れてしまい、とても大変です。)
同じ要領で、2枚目を1枚の花びらの端とやや重なるよう、貼り付けていきます。
2枚目以降も、波打つようにくねらせながら貼り付けていくのは同様です。
どんどん貼り付けていきます。
5枚貼り付けた時点の途中経過がこちら。
薄い生地ですぐ破れるので、取り扱いに注意が必要なため、とても集中力を要します。
どんどん貼り付けていきます。
13枚貼り付けた時点の途中経過がこちら。
それっぽくなってきましたね!!!
残り3枚を貼り付けて完成です!
こんな感じになりました。
我ながら傑作やww
斜めから出来を観察してみます。
ちゃんと花に見えてますね!!ww(←言わせてるな。。)
花びらが立体的に仕上がっていて、良い感じと勝手に思っています。
とりあえず、完成したので、お抹茶とともにいただきます。
2.完成
良い感じですね。
時間かけた甲斐があった。。。
中身はこんな感じです。
とても集中力が必要でしたが、綺麗な形を求められているのではなく、クシャクシャした感じを表現するため、精密度合いは低いので、どちらかというと素人向けなのでしょうか?
そんな感じを受けました。
3.まとめ(コツなど)
薔薇と同様に、1枚1枚花びらを作り、貼り付けていくので、とても時間がかかりました。。。
さらに、花びらをくねらせながら貼り付けていくので、薔薇よりも時間がかかっています。
量産は難しいですね。。。
改めてコツは以下の3つです。
①花びらはなるべく薄くすること
②特に花びらの端の輪郭部分は薄くすること
③こまめに濡れたタオルで指先を湿らせること
時間はかかりますが、出来上がりはとても本物っぽく見えるので、おすすめ度は高いです!!!
さて、次は何を作ろうかな
それでは~
※しろあん、こしあんは「あんこの内藤」さんのものを使ってます!!
注文すると手書きのお手紙を頂けます☆☆☆
まとめ買いすればするほどディスカウントされるのでさらにお得!!