上げ馬に野次馬

茶道男子始めました。茶道きっかけで和菓子にのめり込んでます。和菓子と趣味の投資について綴っていこうと思います。

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【韓国ドラマ】『ボイス3』 ※感想など ちょっと間延びした感あるかな~

Amazon Primeで韓国ドラマ『ボイス3』を見ました!!

『ボイス2』の最終話が、次のシーズンにつなげようとしていた作りだったので、AmazonPrimeでの配信を待ち望んでたのですが、最近、日本版の『ボイス2』(唐沢寿明主演)が放送されてることもあってか、気づいたらAmazonPrimeで配信されてました。

※『ボイス2』の感想は以前こちらに書きましたのでご参考まで

 

www.kousui.info

 

というわけで、『ボイス2』の続きが気になったのと、『ボイス1』がめちゃくちゃ面白かったのでそこからの期待感もあり、『ボイス3』をイッキ見しました!!

 

 

でもね、率直に言うと、、、

 

あんまり面白くなかった ・・・

 

です。。。

 

あくまで個人的な意見ですが。

 

ざっと言うと、

・シーズン1のが面白い

・辻褄合わないとこが多くてちょっとがっかり

・16話は多い、もっとギュッと短縮してテンポ良く11話とかならまだマシかも

といった感じです。

 

 

でもね、シーズン1はほんと面白いんですよ!!!

シーズン1だけ超絶イケメンのチャン・ヒョク出てるし、ラスボスが圧倒的でハラハラドキドキ感あるし。

面白すぎて止まんないです!!!

シーズン1は文句なしだなぁ~

こちら

 

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一方で、シーズン3は面白すぎて止まんないってことはなかったな。。。

眠くなって途中何度も止めてしまったし。。。

 

 

前置きが長くなりましたが、感想を書いていきます。

ネタバレ若干あります!

 

1.基本情報

タイトル ボイス3
公開 2019年
話数 16
出演者

イ・ハナ

イ・ジヌク 他

製作国 韓国

 

 

 

 

 

キャストはシーズン2とほぼ変わってません。

カンセンター長はシーズン1からずっとイ・ハナが演じてます。

この女優さんめっちゃスタイル良いですね!!!

ストーリー的にシリアスな場面が多いので、イ・ハナさん、ほとんどの瞬間で眉間にシワ寄せてます。。。

なんだかかわいそう。

でもシーズン3は、同僚との飲み会のシーンが若干盛り込まれていて、ほんの瞬間的にですが、笑顔のシーンがあるのでとっても珍しいです。(シーズン2までは、ずっと眉間にシワだった気が)

 

対するト・ガンウ刑事もシーズン2と一緒でイ・ジヌクが演じてます。

シーズン3はこの人の心理的葛藤の描写がメインです。

シーズン2では、ト・ガンウ刑事は、殺人犯の心理が分かるために犯人検挙率が高く、それが故に「サイコパス」と呼ばれているという設定でした。

それが実は幼少期にサイコパスと医師から診断されていて、刑事でありながら殺人欲求がたまに芽生えてしまうことがあるということで、さらにラスボスからもこの欲求を誘発され、それを必死に押さえる、という描写がほとんど。

見ててとっても苦しそうなので、とっても演技が上手なんだなぁとは思うのですが、この葛藤シーンがかなり多くて飽きてしまうという一面も。。。

 

あと、ト・ガンウ刑事、シーズン2の時から思ってたんですが、走り方がちょっとだけ変なんですよね。。。

肘を結構張って走ってて、いかにも走るの遅そうって感じで。

それじゃ逃げる犯人に追いつかないよ~~って思いながら見てました。

(シーズン2では序盤のシーンで、走って逃げる犯人をト・ガンウ刑事が追いかけるも、その差がどんどん開いていく、みたいなシーンがあった気が)

『ミッション・インポッシブル』のトム・クルーズばりの全力疾走感が欲しいところですww

 

話が逸れました。ストーリー概要を書いていきます。

 

2.概要・あらすじ

シーズン2のエンディングでは、ラスボスを捕まえるものの、ラスボスを追っていったカンセンター長の目の前で爆弾が爆発する、というシーンでした。

で、謎の黒い車の中にいた正体不明の2人が日本語で、「コウスケはまた私たちのもとに帰ってくるでしょう。」と言って終わってました。

※ト・ガンウ刑事は在日韓国人で、日本の大阪で幼少期を過ごし、その時の日本名がマツダコウスケだったという設定です。

 

ここからシーズン3が始まりますが、シーズン2のエンディングから10か月が経っています。

カンセンター長は、爆発を間一髪で逃れてましたが、耳などに傷を負いリハビリ中。

その間、ト・ガンウ刑事は何者かに拉致されて行方不明になっており。。。

そんななか、日本でとある女性画家の猟奇的殺人が発生し、バラバラ遺体が見つかります。

その現場に、なんとト・ガンウ刑事の身分証が落ちており、殺人容疑者と疑われてしまいます。

この一報を受け、カンセンター長率いる112通報センターメンバーは日本の大阪へ向かいます。

日本では、ちょうどト・ガンウ刑事が気を失った状態で病院に収容されてきました。

どうやら、シーズン2のラスボスは更なる黒幕の手下だったようで、ト・ガンウ刑事は日本で1人で捜査をしてた模様。

こうして、意外な形で合流した112通報センターメンバーとト・ガンウ刑事ですが、このタイミングで、大阪に来てた韓国人旅行者から「拉致されて殺されそう」と緊急通報が入ります。

ここから、ト・ガンウ刑事とカンセンター長率いる112通報センターメンバーで、大阪にて共同捜査を急きょすることになります。

で、当事件の犯人が、ト・ガンウ刑事が追っていた黒幕の組織の端くれ者というのが分かり、韓国に戻ってからも捜査を一緒に続けることに。

 

 

シーズン2のラスボスのパン・ジェスというやつでした。

警察官でありながら、殺人を重ね、人体の一部を収集してそれを闇サイト『ドクターファーブル』で売るという猟奇的な人物。

で、この闇サイト『ドクターファーブル』を運営している、パン・ジェスのさらに数段上をいく猟奇的なサイコパスが今回の黒幕です。

 

今回もいくつかの事件が起きますが、不思議とそれらの事件が黒幕の組織につながっており、事件解決を重ねる過程でだんだん黒幕に近づいていく構図は、シーズン1、2と同じです。

 

3.感想

まず初めに、112通報センターって休む暇ないですね。。。

今回もですが、事件が終わったらすぐに次の緊急通報が入り、また現場に向かうの繰り返し。(一息ついて飲み会してても急に事件入って、飲み会中止して現場へ向かうシーンもありました。)

16話でしたが、物語としては2週間くらいの出来事を描いてるのでは?

労働基準法的には完全なるブラック企業ですね。っていうか公務員だから労働基準法関係ないのか。。。僕にはできんな。。。

 

日本の110番も大変なんでしょうね。

個々人が人さまに迷惑かけないような生活をしないとだな、と思いました。

 

 

というわけで『ボイス3』の感想ですが、良かった点と物足りない点に分けて記載していこうと思います。

 

良かった点

・オープニングの言葉

毎回、オープニングで人を諭すような、刺さる言葉が出てきます。

いつからか「今回はなんて言葉だろう」って気になってました。

以下に列挙します。

 

「暴力で相手を屈服させても従順にはさせられない」byトルストイ

「人種差別は魂の病 伝染病より大勢を殺す」byネルソン・マンデラ

「悪魔は忙しすぎると代わりに酒をよこす」byタムルード

「嫉妬は他者との比較から生まれる」byフランシス・ベーコン

「天国 地獄 世界も我々の中に 人は偉大なる深淵」byアミエル

「力なき正義は無能で正義なき力は圧制だ」byパスカル

「人の心には深い井戸がある 管理次第で澄んだ水も腐った水も出る 井戸の中の真実を見つめよ」※出典なし

 

こういう演出はシーズン2でもありました。

重厚なBGMとともに出てくるこれらの言葉はとってもかっこ良いです。

各回のストーリーを遠からず示唆してるような感じもありますが、それぞれの言葉に重みを感じます。

短く本質を捉えた言葉は人を惹きつけるものがありますね。

メンタリストDaiGoがビジネスで身につけるべきはキャッチコピー力と言ってました。その通りやと思います。

 

物足りない点

・辻褄が合わないところがある

黒幕の手際が良すぎるんですよね。

殺人現場を装飾するのですが、そんなことやってるのに警察来る前になんで逃げれるの?とか。返り血結構浴びそうだけどなんで服汚れないの?とか。殺人拠点から遺体をいつどうやって別の拠点に動かしたの?とか。なんで簡単に112通報センターに潜入できるの?とか。

いくつか現実的ではない箇所が見えて少しげんなりしました。

ただ、個人的には気になったものの、そんなこと気にならないくらい上手なBGM等でかき消されてるので、些細なことかもしれませんが。 

 

・日本語が変

シーズン2でもありましたが、シーズン3も同様に日本語のイントネーションが変です。

今回は、在日韓国人が数多く出てくる設定で、舞台が日本の話も多いことから、シーズン2の10倍くらい日本語のシーンがあります。

でも、純日本人の設定のキャラクターですら、韓国人の役者さんの突貫工事的な日本語なので、めちゃくちゃカタコトなんです。

いっそのこと日本人の役者さんを使えばよいのに、、、と思ってしまいます。

他の韓国ドラマ、映画でも同様の現象は良く見られますよね。

 

これを見て思うのは、日本語と韓国語は大きな壁があるということ。

日本人が韓国語を必死に勉強しても、韓国人から聞いたらとっても違和感のある発音しかできないんだろうなぁ。

語学の習得はとても長い道のりが必要ということですね。

 

・ト・ガンウ刑事の葛藤シーンがやや長くて間延び感がある

冒頭にも書きましたが、ト・ガンウ刑事は、幼少期にサイコパスと医師から診断されていて、殺人現場に行くとたまに殺人欲求のスイッチが入ってしまうことがあります。これにより、カンセンター長を殺しかけてしまうことも。。。薬を飲んだりして必死に押さえようとするのですが、長く苦しい葛藤がシーズンを通して描かれています。

シーズン3のメインテーマなので、時間をかけて描く必要はあるとは思うのですが、若干長いかなと。。。

これのおかげで間延び感を感じてしまいました。

 

4.こんな方におすすめ!

というわけで、物足りない点のが多くなってしまいました。

が、『ボイス3』はこんな方におすすめです!

 

○ハラハラドキドキしたい方

○サスペンス好きな方

 

 

 

 

以上、感想でした~

 

 

 

 

 

 

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