上げ馬に野次馬

茶道男子始めました。茶道きっかけで和菓子にのめり込んでます。和菓子と趣味の投資について綴っていこうと思います。

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【映画】「クレイジーリッチ」※感想など やっぱシンガポールって良いねって思える映画

映画の話。

クレイジー・リッチ! [Blu-ray]

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  • コンスタンス・ウー
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今、AmazonPrimeで見れるので、見てみました。

これ、何年か前に結構話題になってて、関連記事がたくさん書かれてましたよね。

気になってたんだよな~~~

何が話題になってたかというと、ハリウッド映画なのに演者が全てアジア系俳優で占められているという点!!!

 

Wikipediaにもこんな説明が書いてある。

クレイジー・リッチ! - Wikipedia

 

本作は主要キャストにアジア系の俳優のみを起用している。メジャースタジオが配給した作品で、主要キャストがアジア系の俳優で占められた作品は『ジョイ・ラック・クラブ』(1993年公開)以来であった[5]。製作チームのこの決断はハリウッドに多様性をもたらすものとして大いに称賛されたが、それ故の論争が巻き起こった。ただし、映画は批評家から絶賛されている。

(出典:Wikipediaより)

 

ん~~、確かに今思えばハリウッド映画って西洋人主体のものばっかだなぁ

で、その後、Black Lives Matter運動もあり、白人以外の人種が脚光を浴びる時代にもなり、より注目が集まった感じでしょうか。

でも、Wikipediaの後段に書いてあるとおり、アジア系とはいうものの、その不徹底ぶりが論争になった模様。

主人公の一人、ヘンリー・ゴールディングはマレーシア系イギリス人なのに、中国系シンガポール人の役をやってる、とか。 

ん~、確かに、言いたいことはわかる、わかるけどな~

チャン・ツィイーがハリウッド映画で日本人役をやってたら『???』って感じるのと一緒ですね。(こんな映画ありましたよね。『SAYURI』だっけ。)

 

この辺、複雑やな~と思いつつも、映画のストーリーは至ってど定番といった感じ。(に僕は思える。)

ジャンル的にはロマンティックコメディなんだって。

新旧の考えが対立し、最終的には新の考えが勝つ、みたいな。(超ざっくり)

 

映画自体はシンガポールが舞台となっており、『金持ちの国シンガポール』の壮麗な(人工的な)景観を余すところなく見ることができます。

でっかいテレビで見たかったな~~

(こちとらスマホで見とります・・・)

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シンガポールは、僕自身、初めて行った外国であり、結構思い入れがあります。

ナイトサファリに行きましたが、夜の動物園って斬新だったな~

あとシンガポールリバーで船乗ってご飯食べたり。

スーパーにカエルが売ってたのも衝撃だったなwww

 

10年ほど前には『マイル修行』なるものもやっていたことがあり、その際、ルート的・時間的にとても効率的で有名だったため、何度か行きました。

※マイル修行ってこのことです。

マイル修行 - Wikipedia

 出張族の方からしたらちょっと迷惑な客らしいwww

 

 

 

前置きが長くなりましたが、基本情報から紹介しようと思います。

1.基本情報

タイトル クレイジーリッチ
※原題:Crazy Rich Asians
公開 2018年
監督 ジョン・M・チュウ
出演者 コンスタンス・ウー
ヘンリー・ゴールディング
ミシェル・ヨー
制作国 アメリカ

 

ミシェル・ヨーが出てるんですよ!!

ミシェル・ヨーって、個人的には世界一のアクション女優なんですが、この映画ではアクションは一切ありません。

でもめっちゃ良い味出してるんですよね!

Wikipediaによると、マレーシア人なんですって!!

知らなかった。

ja.wikipedia.org

 

2.概要・あらすじ

あらすじとしてはこんな感じ。

ニューヨーク大でゲーム理論を教える経済学教授のレイチェル。

もちろんアメリカ育ちのチャイニーズアメリカン。

レイチェルはニック・ヤンというボーイフレンドがいる。

ニックはシンガポール生まれのチャイニーズ。

ニックは今度、故郷のシンガポールで友達の結婚式へ参加する予定だが、そこにレイチェルを連れていき、家族に合わせる計画を立てる。

ニックの家について、あまり知らないままシンガポールに向かうレイチェル。

ところが、ニックの実家は度肝を抜くほどの大富豪一家でした。

(デベロッパーとはいうものの、シンガポールがまだジャングルだった1800年代からこの土地を見込んで開墾していったというから、とんでもない金持ち、それこそ『クレイジーリッチ』という設定。)

 

で、ニックのお祖母様の家で開かれたパーティーにて、ニックのお母様のエレノアと初対面するレイチェル。

しかし、「いかにもアメリカ人らしいわね。」とか「ここでは子の将来を用意するのが親の仕事なのよ」と、価値観や考え方の違いを言い放ち、先制パンチするエレノア。

(レイチェルが最初仕掛けたハグにも露骨に嫌な表情をしてました。。。)

 

ここからは、ニックの花嫁を狙ってたその他ライバルたちから数々の嫌がらせを受けたり、自分が上手くやっていけるのか、と自問するレイチェルが描かれて。。。

 

という感じ。

 

3.感想 

・一言にアジア系とひとくくりにはできない

そりゃそうよね、と個人的には思いました。

同じチャイニーズだけど、レイチェルのアメリカ人らしいフロンティア精神の考え(個人主義的なマインド)に対し、伝統やしきたり、家を重んじるエレノアの生粋のチャイニーズの考えの対立。

(最後も「アメリカ人は自分の幸せばかり」とミシェル・ヨーから言われていました。)

見た目は同じチャイニーズだけど、考えや思考の差異がクローズアップされ、この切り口が真新しくてヒットしたともどこかに書かれてました。

同じ中国系だけど、中国系アメリカ人と中国系シンガポール人は見た目が似ていても価値観は違うんだよ、と。

欧米人にはこの差異が新鮮だったのかもですが、個人的にはそんな真新しさは感じませんでしたね…

 

だってこれ、日本でもよくある「都会と田舎の差異」と一緒の構造やし。

都会は核家族化が進み、より個人趣向が進んだ挙げ句、自分が良ければ良いと考えるに至る(ように見えてる)のに対し、家の伝統や地域社会との繋がりを重んじる田舎。

なので、この価値観の差を打破するというストーリーに自分はそこまで面白さを感じませんでしたけどね〜

 

同じ日本人でも地域によって差があれば、国を跨いだアジア人同士でも差があるのは当たり前といえば当たり前かな。

 

とはいえ、人は『共感』や『問題解決』にお金を出す習性があります。

(「あるある」ネタは、色んなパターンでどの時代も漫才やコントで出てきますもんね)

『共感』の琴線に触れていて、かつシンガポールのゴージャスな感じが存分に表現されている、そんな映画です。

 

あと、余談ですが、レイチェルの友達の親がレイチェルのことを「賢くて美しい。Kpopの子とは違う。」と言って絶賛するシーンがあります。

Kpopに対する世界の評価がなんとなく感じられたシーンで印象的でした。

 

 

・体格が良い

超上流階級を描いているんですが、男はみんな体を鍛えてますね。

現実世界にも当てはまるのか(金持ちはみんな体を鍛える、または体を鍛える人はすべからく金持ちになれる)は分かりませんが、体を鍛えるのは良いことであり、必須と僕も思います。

最近、仕事が忙しくて筋トレに時間を費やせていないですが、ちゃんとやんなきゃなと思えました。

 

・麻雀のシーン

これ、ネットでは色んな人から絶賛されてるシーン

映画の終盤のシーンなのですが、レイチェルとエレノアが対峙して、麻雀しつつお互いの考えを交換します。

個人的には、このシーンまでのゴージャスな映像に目を奪われて、あまりストーリーが頭に入ってこなかったせいか、このシーンはそんなに感じるものはなかったのですが、気になる方はぜひAmazonPrimeで見てみてください!!

 

どちらかいうと別のところに関心が。。。

麻雀をやってる場所ですが、レイチェル達以外も何組も麻雀をやっている大きな広間でした。

この広間は、めちゃくちゃ天井が高く、とっても開放的な場所で、日本の雀荘のような薄暗く煙くさい(たばこくさーい)感じではなく、とても清潔感ある場所だったのが印象的でした。

※日本だと決まって雑居ビルの1フロアよね??ww

 

・ミシェル・ヨーの迫力がすごい

もうね、怖ーいお母様役を見事に演じてましたよ。

目力がすごい。

言葉は少ないけど表情で威圧する感じ。

アクション全くなしなのに見事でした。 

 

ミシェル・ヨーを初めてみたのは、ジャッキー・チェンの映画。

『ポリス・ストーリー3』

こちら

1992年の映画。

香港警察と中国警察が合同で捜査することになり、犯罪組織に潜入して組織を壊滅する、というストーリーだったはず。

少しおちゃらけ気味な香港警察側のジャッキー・チェンに対し、厳しい訓練の末、厳格な雰囲気のミシェル・ヨー。

で、この映画で魅せるミシェル・ヨーのアクションがほんと凄まじいんですよね!

ハイキックめっちゃ足上がるし!

剣術もすごいんです。

それが存分に発揮されてるのが、映画『グリーン・ディスティニー』

 

 

この映画、何度か見たことあるんですが、いっつも「あれ、どんな話だったっけ???」となってしまう。。。

もちろん良い意味でです。

それくらい、映像美や音楽やそういった感覚に訴えるものが抜きんでて素晴らしい、幻想的な作品になってるのです!!!

この映画では、ミシェル・ヨーの目にも止まらぬ凄まじい剣さばきを見ることができます。

これが2000年の映画。

 

あと、007のボンドガールもやってましたよね!!!

 

このときはほんと衝撃だったな~~

ジャッキー・チェンの映画に出てた人が、世界的長寿ブランド映画の007シリーズに出るなんて。。。

一番アクションが派手だったボンドガールでしょうね、後にも先にもミシェル・ヨーだけでしょう。 

アジア系で初?と思いましたが違いますね。

『007は二度死ぬ』で日本が舞台になってて、浜美枝さんが出てましたから。 

 

ジャッキー・チェンの映画に耐えられるアクションができる女優さんってミシェル・ヨーただ一人な気がします。

ほんとにすごい。

日本でアクションできる女優さんって、僕が思いつくのは水野美紀さんですね。

昔、たまに見てて好きだったのが、ウッチャンナンチャンの内村光良が主演してやってた『恋人はスナイパー』ってやつ。 

これに結構アクションシーンがありましたよね。

 

 

ジャッキー・チェン好きで有名なウッチャン。

出川哲郎からは『チェン』って呼ばれてますもんねw

しかもこの作品では中国人役で出てるっていうwww

またやってくれないかな~これ。

 

 

話が逸れました。

 

 

 

というわけで、「クレイジーリッチ」の感想でした~~

AmazonPrimeは良いですね~~他の映画も見てみようと思います。

 

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