いまだに雨ばっかなのは何なんでしょう。
もう7月が終わってしまいます。
これだけ梅雨が長いのは初めてですね。
今年はコロナで外出自粛もあったせいか、季節の感覚が狂ってきているような気がします。
外へ出れば、ZARAのセールとかを見て、あぁもう夏やな、とか感じるのですが、今年は外(特に人込み)に出ませんもんね。
でも、こんな時でも、和菓子作りやお茶のお稽古をしていると、季節感は失いませんよ!!!
さて、茶道のお稽古の備忘録を記載していきます。
茶道稽古録
お軸『滝』
滝でした。
これはもう説明不要ですね。
映画『日日是好日』にも出てきました。
滝の字が縦になが~く書いてあって、滝そのものを連想させてます。
ぱっと見るだけで、滝を思い浮かべることができ、同時に蒸し暑い季節の中で涼しさを感じることができます。
お菓子
今回は、棚点前(濃茶)、入子点(薄茶)をお稽古してもらいました。
濃茶のお菓子は、錦玉羹(きんぎょくかん)でできた『玉すだれ』、薄茶のお菓子は、干菓子で『松風』と『薄氷(うすごおり)』でした。
「錦玉羹」と、色んな本で見たことはあったのですが、なんて読むんやろ?と思ってたのですが、「きんぎょくかん」と読むんですね。
知らなんだ。
この「錦玉羹」ですが、素材は寒天でできており、見た目が透明なので、とても涼しさを感じられます。
こんな感じ。
(富澤商店HPより)
夏にぴったりですよね。
見た目がきれいやし。
今度作ってみよかな?
棚点前(濃茶)、入子点(薄茶)は、ともに初めてのお点前だったので、とても新鮮でした。
先生は、とりあえず一通り色んなパターンのお点前を経験した後で基本に立ち返る、という方針でお稽古いただいてます。
こうすることで、すんなり理解できることが多々あるのだそう。
棚点前は薄茶でやったことがあるので、ほぼ応用が可能でした。
入子点(いれこだて)とは、年配の方や子供用のお点前とのことで、出入りが1度きりのお点前です。
通常、「運び」点前の場合だと、水指を持ってくるのに1回、茶碗と棗を持ってくるのに1回、建水と柄杓を持ってくるのに1回、と合計3回の出入りがあります。
そのたびに正座して立ち上がりを繰り返します。
これに比べて入子点は建水や茶碗をひとまとめにして持ってくることで、出入りを1度きりにしています。
ほんと、色んなパターンがあるんですねぇ。。。
コメントなど
お点前お稽古時のコメントです。
・濃茶の自主練には、抹茶を使うのはもったいないから、昔は小麦粉を使ってやっていた。もちろん飲まないけど。
・釜の蓋は、熱いけどそのうち素手で取れるようになる。皮膚がそのうち強くなります。
(これは疑わしいな。。。あんな熱いやつを素手で取れるようになる気がしない。。。)
・入子点には、洗い茶巾のお点前と同じように、客の前で茶巾を絞り、畳む必要があるので、きれいにできるように。
以上、稽古録でした。
パターンを覚えるのにそろそろ限界がきそうです。
映画「日日是好日」の樹木希林が言ってたように、「手が覚えてる」なんて状態に、果たしてなってくれるのでしょうか。。。。
今回はこれまでです。
それでは~