上げ馬に野次馬

茶道男子始めました。茶人になるまでの軌跡を綴っていこうと思います。

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茶道裏千家「中級」資格取得しました! ~資格と許状について~

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最近、強い風の日が多いですね。

しかも冷たい風。

この時期、インスタで頻繁に『薫風自南来(くんぷうおのずからみなみよりきたる)』の掛け軸を見ますが、現実はもっと勇ましい、暴風レベルの風でございます。。。

 

 

さて、先日の茶道のお稽古で、許状と中級の資格証をいただきました。

そのため、今回はこの許状と中級資格のお話をしようかと思います。

 

 

1.資格と許状について

まずは、中級の資格証がこちら。

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続いて許状がこちら。

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今回取得した許状は以下の5つです。

 

・茶通箱(さつうばこ)

・唐物(からもの)

・台天目(だいてんもく)

・盆点(ぼんだて)

・和巾点(わきんだて)

 

これらのお点前を教えてもらうことを許可いただいた、という意味で許状をいただきました。

また、裏千家では、許状とは別に設けられた仕組みとして、『資格』制度があります。

この「和巾点までの許状をいただく」ことで、【中級】資格を得ることができます。

この【中級】資格証が、冒頭に載せた写真です。

 

 

なお、『中級』資格になるにあたり、決して『初級』のお点前が完璧にできるようになったというわけではありません。

『初級』のお点前のうち、1度しかやったことなくてほぼ覚えていないものは、正直に言うとたくさんあります。。。

(まだまだ精進が足らんです。たくさん自主練しないといけません。)

なので、『初級』の数あるお点前が全て完璧にこなせるようになる等の一定の合格基準があり、それをクリアしないと『中級』の資格が得られないというわけではないようです。

 

僕の先生は、色んなお点前をやってみたいという人にはとにかく色々やらせる、反対に、次々に新しいお点前をして混乱してしまうより一つ一つじっくりお稽古したい人には許状を見送る、という方針らしいです。

とても臨機応変に対応してくださる先生で、僕は前者の「色んなお点前をやってみたい」タイプなので、今回許状を申請いただきました。

※これは茶道教室の先生の考え方でかなり差が出るところだと思います。何度も反復練習すべきというお考えの先生の元では、茶道歴が長くてもなかなか許状の申請がされないということもあるらしい。ちなみにうちのおかんは、今8年目くらいで許状は『行之行台子』らしい。なので、今の僕のペースでいけば数年でおかんを追い越すことになります。

 

ちなみに、中級以降もまだまだたくさんの種目があります。

許状種目 資格
茶通箱(さつうばこ) 中 級
唐物(からもの)
台天目(だいてんもく)
盆点(ぼんだて)
和巾点(わきんだて)
行之行台子(ぎょうのぎょうだいす) 上級(助講師)
大円草(だいえんそう)
引次(ひきつぎ)
真之行台子(しんのぎょうだいす) 講師
大円真(だいえんしん)
正引次(せいひきつぎ)
茶名・紋許(ちゃめい・もんきょ) 専任講師
準教授(じゅんきょうじゅ) 助教授

(出典:裏千家HP) 

 

これだけ見てると、気が遠くなりそうww

まだまだたくさんのお点前を覚える必要があるのです。

楽しみであり、恐怖ですねww

 

2.中級とは

裏千家の以下のページで、中級で教えてもらえる内容が記載されています。

裏千家ホームページ 修道のご案内

 

なお、中級からは口伝のみとなります。

初級は、お稽古時はもちろん口頭ベースで教えてもらうのですが、教本やYoutubeでお点前の流れや詳細記載があります。

なので、それらを頼りにいくらでも復習が可能です。

実際に、僕はこの外国人の方の動画を参考に自主練しています。


www.youtube.com

 

ですが、中級以上のお点前はすべて口頭伝承のみとなっており、教本は一切なく、Youtubeへ投稿しようものなら、何かしらの罰則を喰らってしまうらしい。。。

なので、自分でしっかりとお稽古内容を記憶して、お稽古が終わったらすぐノートを取るなどの対応が必要になってきます。

かなり気合入れないとやばそうですね~~~

 

3.茶道文化検定で体系的な知識を身につけるべき

以上のように、先生によるペースの差はあれど、誰もが全てのお点前を一様に教えてもらえるわけではありません。

年数を経たのち、許状を与えられて初めて教えてもらえるものが増えていくわけです。

一見、お茶の世界は何年もかからないと理解できないのでは、と思いがちですが、茶道歴に関わらずにお茶の世界を理解する方法でおすすめなのがこれです。

 

『茶道文化検定』へのトライ

です。

 

この茶道文化検定ですが、お茶の歴史や茶道具・茶室・露地等の茶道文化に対する知識を問う内容となっています。

1級から4級まであり、1級はかなり難しく、合格率の%は1桁台です。

こちらは茶道歴に関係なく、どんな方でも受験可能なので、この検定を勉強する過程でお茶への体系的な知識を構築することができます。

僕もかつて4級にトライしました。

その時の記事がこちら。 

www.kousui.info

 

現在、茶道文化検定の公式HPがダウンかリニューアル中で、詳細内容を調べることができません。

今表示されるのは、今年はオンラインでの検定を検討していることをお知らせするページのみ。

www.chado-kentei.com

 

オンラインで受けれるのは良いですね。

年1回しか開催されないので、落ちたらまた1年間勉強しなければなりません。

オンライン受験に移行するのであれば、年中好きなタイミングで何度でも受けれるようなシステムへの移行も検討してほしい。。。。

 

 

お点前だけ練習して、そもそものお茶の歴史や文化に関する理解が乏しいのは何だか寂しいですよね。 

なので、去年はコロナのおかげで茶道文化検定は実施されませんでしたが、今年は開催してくれるようなので、日々のお稽古以外にも計画的に勉強してチャレンジしたいなと思います。

 

 

 

というわけで、今回は裏千家の許状と資格に関するお話でした~~~

 

 

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