上げ馬に野次馬

茶道男子始めました。茶人になるまでの軌跡を綴っていこうと思います。

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【韓国映画】「ありふれた悪事」※感想など 軍事政権て怖いねぇ

Amazon Primeで韓国映画「ありふれた悪事」を見てみました!

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なんか惹かれる韓国映画はないかなぁ~と思ってAmazon Primeで検索してたところ、チャン・ヒョクが出てるみたいで、これをきっかけに見てみました。

なんと、チャン・ヒョクが悪役で登場します。

実際のところ、チャン・ヒョクは韓国ドラマ『ボイス』でしか見たことないのですが、めちゃくちゃかっこいい俳優さんだなぁと思って、ちょっとだけ気になってました。

 

ちなみに僕はこの『ボイス』ってドラマ、結構好きです!

迫りくる危機、到底勝てそうにない強大な悪に立ち向かう感じ、こういったらまぁまぁお決まりなストーリーかもしれませんが、次が気になってしょうがないドラマです!

(ざっくりとした概要としては、どんな音でも聴き取れる特殊能力を持った緊急指令室長と、昔とある殺人鬼に妻を殺された警察官がタッグを組んで犯人を追いつめるサスペンスドラマです。)

それなりに人気だったのか、韓国では3シーズンも続いていて※、さらには日本とタイでもリメイクされているという。

※チャン・ヒョクが登場するのはシーズン1だけです。

 

すごい!!!

 

『ボイス』ってこれです。

 

 

 

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前置きが長くなりましたが、映画『ありふれた悪事』の感想を書いていきます。

 

ざっというと、

軍事政権って怖いねぇ!!!

といった感じです。

 

あと、相変わらずチャン・ヒョクがかっこいいですね。

1.基本情報

タイトル ありふれた悪事
※原題「보통사람」
公開 2017年3月23日
出演者 ソン・ヒョンジュ
チャン・ヒョク
制作国 韓国
興行収入 260万米ドル

 

原題は「보통사람」というらしい。

보통(ポドン)が通常とか普通という意味、사람(サラム)は人。

なので、普通の人という意味らしい。

 

映画見終わったら、こっちのタイトル(普通の人)のがしっくりくるなw

まぁでも「ありふれた悪事」の方が、映画見る前はなんとなくイメージしやすいか。

 

実話かと思っちゃうような、そんな構成で描かれてますが、とある特定人物の実話ではないようです。

 

主人公は、ソン・ヒョンジュ演じる普通の刑事ですが、この方、韓国版「クリミナル・マインド」のプロファイラーで出てました。

自分は、それでしか見たことありません。

この時は、めっちゃ無表情やし、髪の毛の毛量がすごいなぁ、という印象しかありませんでした。

今回、「普通の人」に相応しい役を演じてくれています。

 

2.概要・あらすじ

en.wikipedia.org

 

時代は1987年の韓国、全斗煥大統領時代。(この人まだ生きてるんですね!)

軍事政権時代です。

着想はこの時代に実際にあった『6月民主抗争』から得ているらしい。

6月民主抗争 - Wikipedia

 

主人公はソン・ヒョンジュ演じる普通の刑事ソンジン。

3人家族で、難聴の妻と足に障害を持つ子供がいます。

とても家族思いなソンジンですが、ある事件で逮捕した男を尋問していると、急にとある人物から呼び出しを受けます。

呼び出した人物こそチャン・ヒョク演じるギュナム。国家安全企画部室長です。

このギュナムから、尋問している男が連続殺人事件の犯人であることを告げられ、証拠品も提供されます。

 

ですが、これはギュナムが仕掛けた巨大な陰謀の一部でした。

民主化の波が押し寄せる韓国において、軍事政権の全斗煥政権はとても不安定な政局が続いていました。

そのため、国民の目を政権批判から反らすためのビッグなニュースをでっちあげる工作だったのです。

というわけで、真犯人ではない男を連続殺人事件の犯人として検挙するためのお手伝いを知らず知らずのうちにやることになってしまったソンジン。

 

ところが、ソンジンの大親友である新聞記者のジェシンは、調査を進める中で、真犯人は別人であることや国家の陰謀を見抜いていきます。

(ジェシンはキム・サンホが演じています。)

 

ジェシンから真実を知らされるソンジン。

ですが、ソンジンはギュナムから、このでっちあげに加担することへの見返り※をもらっており、正義感を捨ててでっちあげ捜査を続行します。

※子供の足の手術の確約や高級車の提供

 

なお、記者ジェシンは目障りな存在なため、ギュナムから目をつけられ、ついには逮捕、拷問の末、死亡してしまいます。

※これは前述の『6月民主抗争』で実際にあった、ソウル大学の学生が警察から拷問を受け、死亡したにも関わらず、全斗煥政権が隠ぺい工作を図った事件をモチーフにしている模様。

 

 

親友のジェシンの死を目の当たりにしたソンジンは、ようやく正義感を取り戻し、、、

 

 

というお話。

 

 

 

目先の利益に信念を曲げてしまう、強大な権力の前には従うしかない、そんな普通の人(보통사람)の模様を描いた作品です。

 

3.感想

・チャン・ヒョクがかっこいい

スーツ姿がめっちゃパリッとててかっこいいですなぁ

役は国家安全企画部室長というエリートの役なのですが、頭も良く、スタイルも良く、非の打ち所がない感じ、見事にハマってる気がしました。

おるよねー、こういう人たまに。

それでいて巨悪の根源。

表情は、相変わらずあまり変えないスタイルですね。

でも、目鼻立ちくっきりした顔で、表情変えずに淡々と相手を追い詰めるところは、とてつもない悪を感じました。

悪役の方が似合うのでは?と思ったり。

 

途中、政権批判から国民の目を反らすために、有名芸能人を大麻吸引の罪で(もちろんでっちあげ)検挙するシーンがあります。

女性歌手が餌食になったのですが、尋問中、無表情で歌手の顔を殴るシーン、チャン・ヒョクの綺麗な顔立ちがめちゃくちゃ恐ろしく見えましたね。

 

 

ちなみに、連続殺人事件は実際にあった『華城連続殺人事件』をモチーフにしてますね。 

ja.wikipedia.org

 

これ、韓国映画『殺人の追憶』でも描かれてました。

 

殺人の追憶(字幕版)

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1986年から1991年にかけての事件らしい。 

で、犯人は結局捕まらず、時効になっちゃったんですよね。。。

でも、時が経ち、科学技術が進んでDNA鑑定が発達したおかげで、別件で逮捕・収監されてた人物のDNAと一致したとのことで、2019年にようやく真犯人が判明したんですよね!

当時、ネットニュースで見つけて、驚いた記憶があります。

 

 

・軍事政権て怖い

これに尽きる気がしますね。

実話ではないとはいえ、似たようなことが頻発してた時代だったんだろうなぁと思います。

というかこんな状態で翌年の1988年によくオリンピック開催できたな。。。

(ちなみに中日ドラゴンズファン的には1988年は特別ですね。優勝した年ですから。)

日本がバブルに湧いてた時代に、韓国は黎明期だったんですね。

民主化達成したと思ったら、10年後くらい(1997年)に通貨危機が訪れて。。。

(ということは、中日ドラゴンズにいたソン・ドンヨルはアジア通貨危機の前に日本に来てた(1996年~)んですねぇ)

 

それを考えたら、今のサムスン等大企業の成長とか、K-pop界の躍進とか、短期間で目を見張るものがありますね!!

 

 

戦前の日本しかり、自由な言論が禁止されていると、権力、暴力が支配する窮屈な時代になってしまいますね。

ミャンマーは大丈夫かしら。。。

www.asahi.com

 

 

 

というわけで、映画「ありふれた悪事」の感想でした~~

全斗煥時代の雰囲気を感じるには良い映画と思います!

チャン・ヒョクの悪役っていう物珍しさに見てみるのもアリかと!!!

 

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