先日、和菓子作りに挑戦してみて、「これ良いポイントだな!」と思ったのが2点ありましたので、紹介します。
ずばり、
①無になれること
②クリエイティブになれること
です。
これによって、気分転換や頭の体操になります。
それではこの2点について、順番に解説していきます。
1.和菓子作りをすると、なぜ、「無」になれるのか
まず初めに、「無になりたい」という言葉を色んな人から聞きますが、無になることなんてできません。
(あれあれ、言ってること違くないか・・?)
人は、どの瞬間も絶対何かを考えています。何かを考えないでいられる瞬間なんて作れません。
ぼーっとしている瞬間も、目に入ってくる文字や景色を認識しています。
認識するということは、意味のない記号が意味のある文字に変化するということであり、何かしら思考が働いていることになります。
ここで、「無になりたい」という状況を深堀すると、おおよそ以下の結論に到達します。
「無になりたい」=「あれこれ色々考えこむことから離れたい」
色んな人の無になりたい願望をよくよく聞いていると、会社や普段の生活における悩み事や心配事が湧いてくるように出てくるので、それらから解放されたい、というのが根本にあるように思います。
ということは、今まさに囚われている悩み事や心配事を考えないようにすることが、アプローチとして正しいわけです。
とはいうものの、意識を逸らそうとしてテレビを見ていても、電車に乗ってただぼーっと景色を眺めていても、知らず知らずのうちに、この囚われている悩み事や心配事が押し寄せてくるなんてことがよくありますよね。
僕が思うに、無になるための手っ取り早い一番の方法は、「考える余地がないくらい、集中力を要する他の作業をすること」が有効です。
和菓子作りはまさに、「考える余地がないくらいの集中力を要する作業」です。
生地作りのために必死に餡をコネたり、細かい模様入れのために指先、手元に集中したり、ついつい真剣になるので、他事を考える余地がありません。
集中した分、和菓子が完成した時には、とてもすっきりし、晴れやかな気持ちになれます。
以上より、和菓子作りは「無になる」には打って付け、と言えます!!
集中力を要する作業というのは、だいたいが細かい作業ですね。
他にも、無になるための集中力を要する細かい作業として、僕のおすすめは以下です。
・デッサン
・塗り絵
・いけばな
・写経
写経は、今日、モデルの冨永愛さんの記事が出てましたね。
(集中力を高めるトレーニングとして実践してるのだとか。)
2.和菓子作りをすると、なぜ、「クリエイティブ」になれるのか
和菓子には色んな種類があります。
僕が挑戦しているのは「練りきり」ですが、季節ごとにその季節を物語るお花や動物などを、「練りきり」で表現します。
一見、どうやって作ったんやろ?と思うものばかりです。
色んな模様の入れ方、色の取り合わせ方があります。
この色の生地とあの色の生地を組み合わせて、こう巻いて、、、そっからどうやるんやろか?、といった想像力を掻き立てられます。
Youtubeで作り方動画を見ると、シャーロックホームズを読んでいて、ホームズがトリックを解説している時さながらの、「なるほど、そういうことやったんか~」というような、もやもやのすっきり感覚があります。
数学の解答見ている感じですかね。(そこに補助線引けば答え出たんや~みたいな感じ)
これらの技法を一つ一つ吸収していくと、「これはこういう風にすればできるんじゃないか?」といった思いつきが出てきますよね。
これが、和菓子作りをするとクリエイティブになる所以です。
どうやって作るんやろ?と思いめぐらすだけでも頭の体操になりますよね。
なお、クリエイティブというのは、天性のものではないと僕は考えています。
パターンAとパターンBを組み合わせて、パターンCを見つけた人がクリエイティブと言われているのだと思います。
ということは、より多くのパターンを知っている人がさらに多くのパターンを見出すことができますよね。
クリエイティブとは天性ではなく、訓練次第。
教養ってこういうことなんだと思います。
幅広い分野の知識を獲得することで、色んな分野間でパターン(法則)を応用できるようになる、そうすると、新しいものの見え方ができ、それが利益やビジネスにつながったりする。
なので、色んな分野の知識は貪欲に吸収していきたいと思います。
3.今の僕の悩み
ブログネタがない。。。
これにつきます。
今日もPCとにらめっこでずーっとネタ考えていました。
というわけで、 煮詰まったので和菓子を作ってみました。
「手毬」です。
Youtubeの見よう見まねです。
やはり、和菓子作ったら頭がすっきりして文章サクサク書けますね!!!w
この「手毬」の作り方や難しいポイントなどは、後日書きたいと思います。
それでは~