上げ馬に野次馬

茶道男子始めました。茶道きっかけで和菓子にのめり込んでます。和菓子と趣味の投資について綴っていこうと思います。

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呈茶会を開催しました!(元旦)

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

2020年はいくつか新しいことを始めることができました。

・ブログ

・和菓子作り

・池坊中央研修学院入学

2021年はこれらを精進しつつ、また新しいことを始めていきたいと思います。

 

さて、お正月のお話。

実は、僕の家はお寺なのです。

宗派は浄土真宗の、小さなお寺をやっております。

(そういうわけで、僕も僧侶の資格を持っています。)

何年からか正確な年はわかりませんが、かれこれ400年以上続いてるのだそう。

 

お正月といえば、みなさんは初詣で神社へ行かれる方が多いと思いますが、うちでは朝から「修正会」というお参りがあります。

8時くらいから近所の方々に来ていただいて、新年で最初のお勤めを行います。(来ていただいた方と一緒に、10分くらいのお経※を読経します。)

※正確には、「正信偈(しょうしんげ)」という偈文を読むので、お経ではありませんが、ここではお経と記載します。

 

★「修正会」とは・・・

www.e-butsudan.com

 

※こちらの記事にあるように、浄土真宗では、

浄土真宗の修正会は、新しい年に仏の前で正しい心をもって自分のことを見つめ直し、無事に新年を迎えられたことに対する感謝をすることが一つの目的とされています。また、新年で新たな念仏の生活がはじまることへ気持ちを切り替え、新しい一年を迎えるための準備をすることも目的とされます。

 ということなので、何かのお願いごとをするというようなことはありません。

 

 

読経のあとは、お屠蘇、お菓子、煎茶をお出ししています。

これが新年の始まりです。

 

来ていただいている方は、毎年だいたい20名弱くらいです。

 

この「修正会」に、「お点前をして抹茶をいただいてもらうのはどうだろう?」ということで、去年から抹茶を出すことにしました。

2019年の10月から、僕が茶道を始めたこともあり、お点前できる場が欲しかったのです笑

 

というわけで、今年もお点前をしました!

「呈茶会」の開催です。

しかし、今年は去年とは違い、ひと工夫を加えています。

この1年で和菓子作りを覚えたので、お点前だけでなく、手作り練りきりも出すようにしました。

そんなこんなで、大晦日に練りきりを大量制作。

(おかんにも少しだけ手伝ってもらいました。)

作った練りきりがこちら。

 
 
 
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お題は「椿」です。

いつもいらっしゃるのが20名弱なので、19個作りました。

(大量といっても19個です・・)

餡の下準備から始めて、3時間半くらいかかったかな?

大量制作は大変ですな。

でも、おかげ様で技術は上がった気がします笑

 

「椿」は、作風を変えて3種類作ってみました。

こちら。

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ルミアカップ(ケース)に入れると、市販のお菓子みたいに見えますね!笑

 

 

さて、これらを作って、修正会に臨みました。

 

お点前は、薄茶の棚点前をします。

更好棚を用意しました。

こんな感じ。

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と、色々準備はしたものの、今年はコロナ自粛ムードのためか、修正会に来てくださった方は5名でした。

読経の後に、お屠蘇、お菓子、お茶を出した後に、お点前して、練りきり「椿」と抹茶をお召し上がりいただきました。

みなさんには大変満足していただけました。

 

当然、練りきりはたくさん余ったので、お好きな分だけお持ち帰りいただきました。

 

「来年はどんなお菓子になるか楽しみにしてます〜」

とのお声をいただきました。

 

来年も「椿」、ではあきませんな!!

 

 

 

というわけで、元旦に呈茶会を開催してきました〜

来年はよりハイクオリティな練りきりが出せるよう、精進していきたいと思います。

肝心のお点前も、より一層精進いたします。

 

そして、何よりこの修正会の呈茶会が名物行事となって、たくさんの人が来てくれるようになるのが夢ですね笑

 

 

 

おしまい

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