上げ馬に野次馬

~茶と株と~ 茶道男子始めました。茶人になるまでの軌跡を綴っていこうと思います。お茶、和菓子をはじめとする日本文化の魅力を研究中の30代自称兼業投資家です。

【スポンサーリンク】

無観客でもプロ野球を始めてほしいけど厳しいのか?【新たな収益の模索】

大好きなプロ野球がなかなか始まりません。

いつもこの時期は、一球速報を見て一喜一憂していて、帰ってきたらプロ野球ニュース、Youtubeでヒット場面だけ編集してくれる方がいるのでそれを閲覧、というのがルーティーン化していたのに、とても残念です。

コロナの影響があり、しょうがないのですが、オープン戦を無観客でやっていたんだから、無観客でも良いから公式戦を始められないのか?と素人目線では思ってしまいます。

※ちなみに現在は、6月19日開幕で調整しているとのこと。

 

しかし、無観客で開催するのは収益的に厳しい、という声が聞こえてきます。

 

そこで、今回はプロ野球の新しい収益の柱について素人目線で考えてみました。

 

1.野球は密状態にはならない

まず、無観客で実施できるためには、密状態にはならないことが前提です。

多くの球技がボールを奪い合う競技のため、必然的に人が密着してしまいますが、野球はボールの奪い合いはないため、密状態がほとんど発生しません。

(テニス、ゴルフも同じく密状態にはなりませんね。しかし、ラグビーは絶対無理ですね。。。)

ベンチが密集してしまうかもですが、これは無観客になったスタンドを利用すればなんとかできるのではと思います。

 

よって、野球は密状態にはならないと言えます。

 

2.観客有りと無観客での収益の違い

観客有りと無観客で一体どれくらいの収益の差が出るのでしょうか。

ファンである中日ドラゴンズを見てみます。

 

中日ドラゴンズは親会社が新聞社で、株式上場していないこともあり、決算報告が義務ではないらしく、非公表となっているようです。(巨人も同じ)

そのため、収入と支出の項目がわからないので、素人目線の想定を書いていきます。

 

①収入

観客有りの場合の収入項目を以下の通り想定しました。

・チケット代

・放映権料

・物販収益(グッズ、ごはん等)

・広告料

 

②支出

同じく以下の通り想定しました。

・球場使用料

・人件費(警備、物販アルバイト、球場整備等)

・材料費(ごはん等)

 

 

このうち、チケット代と球場使用料について調べてみました。

 

■チケット代

去年の観客動員数の記事が出ていました。

www.chunichi.co.jp

 

主催試合72試合で2,285,333人(2019年)とのこと。

1試合あたりは、31,741人になります。

ナゴヤドームは、収容人数36,370人なので、87%が埋まってるわけですね。

(テレビで見る限りもっと空席あった印象やけどな・・・)

 

 

またチケット代ですが、外野席こども500円から、バラエティ・テラスシート(5人がけ)41,000円まで、幅広い価格帯となっています。

dragons.jp

 

1番人が入ってそうな外野席は2,000円です。

内野席は4,000円からとなっています。※パノラマ席除く

ここから、ざっとチケット代平均値を3,200円と試算します。

 

すると、1試合あたりのチケット代は、

 

(1試合あたりの観客数31,741人)×(チケット代平均値3,200円)

 

で、101,571,200円となります。

 

1試合やれば1億円以上入ってくるんですね!!! 

 

■球場使用料 

ナゴヤドーム利用料金が以下に記載されていました。

www.nagoya-dome.co.jp

 

平日8:00~22:00で10,560,000円

土日祝日は8:00~22:00で11,660,000円

 

時間外1時間あたり308,000円

とのこと。

試合後の清掃等で、時間外1時間は使うだろうし、球場使用料は1試合あたり1,100万~1,200万の間くらいかと想定します。

 

 

次に、観客有りと無観客での収入と支出項目の違いを以下のとおり表にしてみます。

項目 観客有り 無観客
収入 チケット代 ×
放映権料
物販収益 ×
広告料
支出 球場使用料
人件費
材料費 ×

※凡例 ○発生する ×発生しない △多少発生する 

 

人件費等は誤差と言って良いと思うので、やはり大きな違いはチケット代ということになるかと思います。

 

というわけで、

観客有りと無観客では、1試合当たり約1億円収入の差があると言えます。

 

これでは確かに開催できませんね。。。

 

3.新たな収益の模索

課題は球場に来れない人からどうやってお金を取るかです。
テレビ中継やラジオは既存の仕組みとしてあります。
そのため、新たな付加価値として、「特別な視点からの視聴」が良いのではと思っています。

個人的な要望として、テレビ中継でもたまに審判からの目線カメラの映像が流されることがあるのですが、あれを常時見たいのです。
この審判目線カメラで見ると、めちゃくちゃ迫力を感じます。
ピッチャーが投げたボールがキャッチャーに届く瞬間にホップしてることが確認でき、これがいわゆる「球の伸び」なんだと実感できたり、変化球のキレの凄さも感じれます。
デッドボールってほんとに痛いんだろうなとか、バッターの振りの鋭さ、打球速度とかも、審判の距離の近さゆえとても迫力があり、見ごたえがあります。
(F1もたまにドライバー目線の映像が流れますよね。あれ見るとめっちゃ早いスピードで走ってるんだなってより実感できますよね。)

 

この目線カメラが審判及び選手全てに設置され、常時そこからの映像・風景がネット配信され、見れれば嬉しいなと思うのです。

これなら球場に来れない方、またテレビ中継の範囲外の世界中の方まで対象範囲が及ぶので、無限に収益チャンスが広がると思います。


以下に素人目線で構想を練ってみました。

 


①料金体系

定点カメラか全てのカメラで大きく分かれます。

定点カメラとは、特定選手または特定審判ポジションのみから閲覧可能なカメラです。
選手個人毎に契約または審判ポジション毎に契約します。
例えば、中日ドラゴンズの平田選手と定点カメラ契約をした場合、試合中の平田選手の視点を閲覧することができます。
バッターボックスでの視点、ランナーとなり盗塁・進塁するときの視点、ライトで守備しているときの視点が閲覧できます。


審判ポジションの場合は、主審(ホームベースの審判)視点が見たければ主審ポジション契約をします。
試合中、主審視点から閲覧することができます。

 

全てのカメラとは、上記の定点カメラを試合中に移ることができることを意味します。
例えば、まずはピッチャー目線で閲覧していて、状況に応じてキャッチャー目線に移ったり、外野手やバッター目線のカメラに移ることができるようにします。
また、複数カメラの同時閲覧も可能とします。(Zoom会議室をイメージ。ピッチャー目線、バッター目線、キャッチャー目線が同時に閲覧できる)

 

定点カメラは以下の契約パターンを想定します。
・選手固定年間契約

 

全てのカメラは以下の3つの契約パターンを想定します。
・月額契約
・時間単位契約
・スポット契約


・選手固定年間契約
お気に入りの選手視点で試合を視聴できます。
レギュラー選手とそうでない選手では価格を変える必要があるので、前年度の実績から料金設定をします。
例えば、中日ドラゴンズ平田選手の選手固定年間契約は300,000円、石川選手は10,000円といったイメージ。
また、けが等で一軍登録が外れたために試合が見れなくなった場合は、一軍登録されていない期間に応じて適宜減額することとします。


・月額契約
球団単位で契約します。
例えば、中日ドラゴンズとの月額契約の場合、ナゴヤドームまたは中日ドラゴンズ主催地方球場での試合が視聴できます。
カメラは試合中どこに移っても良いこととします。
(例えばピッチャー目線からバッター目線に変えるとか)


また、複数カメラ同時閲覧も可能とします。
ただし、同時閲覧カメラ上限数毎に月額価格設定を変えます。
(1台だけなら3,500円、Max3台プランなら4,500円、Max5台プランなら5,500円など)


・時間単位契約
仕事で遅くなり、5回裏からしか見れない、とか、9回裏の守護神が3者凡退に抑えるシーンだけ見たいという需要に対応します。
基本的に、試合中盤以降はチャンス・ピンチの繰り返しなので、見たい人が多くなります。
そのため、タイミングに応じて変動価格とし、そのタイミングでの需要(接続要求数)と供給(価格)にマッチした時価設定とします。
(株価決定と同じメカニズム)
カメラは試合中どこに移っても良いこととします。


また、複数カメラ同時閲覧も可能とします。
ただし、複数カメラ同時閲覧希望の場合も、料金を変動させます。


・スポット契約
特定試合のみ見る場合に支払います。(球場へ見に行くのと同じ感覚です。)
1試合3,000円とか。
しかし、この価格設定は実際に球場へ見に来る人たちのチケット前売り状況により変動させます。
(人気カードは高くなる。)
カメラは試合中どこに移っても良いこととします。


また、複数カメラ同時閲覧も可能とします。
ただし、複数カメラ同時閲覧希望の場合は、料金を変動させます。 


②収入分割

収入はそれぞれ以下に入るようにします。
・選手、審判
・ホーム球団

例えばナゴヤドームで試合(中日vs巨人)の場合を想定します。
視聴者支払い料金が1,000円だったとします。

 

■選手固定年間契約の場合
・選手固定年間契約で中日ドラゴンズ平田選手と契約した場合
 -平田選手に800円、中日ドラゴンズに200円

・選手固定年間契約で読売ジャイアンツ菅野選手と契約した場合
 -菅野選手に800円、中日ドラゴンズに200円


■月額契約、時間単位契約、スポット契約の場合
半分をホーム球団、残りの半分を選手視点カメラへの接続時間で按分します。
・カメラ接続時間がそれぞれ、平田選手カメラ30分、主審カメラ10分、菅野選手カメラ10分の場合
 -中日ドラゴンズに500円、平田選手に300円、主審に100円、菅野選手に100円

 

選手にも一部収入が入るため、必然的に1軍にいること、試合に出ることが求められます。
試合に出る方が得だからです。
必然的に選手のレベルアップにつながり、より高度なテクニックを視聴者は見ることができます。


球団には新たな収益源ができるので、チケット代頼みの経営から解放される一歩になるのではないでしょうか。

 

4.まとめ

以上、素人目線で考えてみました。
カメラの小型軽量化、通信ネットワーク、計算処理の高速化等、超えなきゃいけない壁はあると思いますが、実現したら面白いと思っています。

 

 

おわり 

 

 

【スポンサーリンク】