今週は毎日帰るのが遅くなり、めっちゃ疲れました。。。
仕事柄、移動がほぼないデスクワーク中心なので、頭が休まる暇がなく、残業が重なるととても疲れます。
マーケットもお疲れなのか、急落に次ぐ急落を繰り返し、この数日間で何度「サーキットブレーカー」を聞いたことか。
「サーキットブレーカー」とは、アメリカのブラックマンデーをきっかけに導入された制度で、ここ最近のように先物市場で大きな変動(急落)が発生した場合、落ち着かせるために、取引を一時的に強制停止する仕組みのことです。
ここ最近、何度もこの「サーキットブレーカー」が発動されるくらい、コロナウィルスショックに見舞われているマーケットですが、、、
僕の労働時間に対しても、サーキットブレーカー発動してもらえませんかね??
さて、先週のお話。
京都のしょうざんリゾートというところで、舞妓さんのお点前がいただけるというのを聞き、行ってきましたよ!!!
(しょうざんリゾート内の日本庭園にある「峰玉亭」にて。なお、舞妓さんを見るのは初めてでした。)
しょうざんリゾートへのアクセスはこちら。
http://www.shozan.co.jp/bridal/access/
それでは、どんなお茶席だったか紹介していきます。
1.しょうざんリゾートの日本庭園
まず、日本庭園に入る際に、受付でお金を支払うのですが、いくらだったか忘れてしまいました。。。
・入園料500円
・呈茶券の1000円か2000円
合計1500円か2500円だったと思います。
庭園内はこんな感じ。
とてもきれいで落ち着く庭園です。
庭園内の地図
庭園の真ん中に「峰玉亭(お茶席)」があります。
こちらが峰玉亭の入り口です。
それでは中に入っていきます。
2.舞妓さんのお点前
入ったらもう舞妓さんがお点前始めてました。
こちら
立礼式ってやつですね。
※立礼式とは
通常、お茶は正座でお点前し、正座で飲みますが、裏千家十一代の玄々斎宗室という方が、明治時代に、外国人にも気軽にお茶を楽しめるようにと発案した、椅子とテーブルにて行うお点前のことです。
舞妓さんのお点前ってとっても絵になりますね。
華やかな恰好ですが、丁寧で流れるように、それでいて決して機械的ではない、とってもお上品なお点前だなぁという印象を受けました。
こちらがお菓子とお抹茶
おいしくいただきました。
やっぱりお菓子は食べるのがもったいないですねぇ。
外人さんが、とても熱心に舞妓さんのお点前の写真を撮っていました。
そら、お点前も舞妓さんもどちらも珍しいですもんね。
案の定、お菓子食べる前にお茶から飲んでいたので、「お菓子が先だよ」と伝えたかったのですが、とっさに英語は出てきませんね。
残念です。
勉強します。
3.お茶×○○
今回、とても楽しい経験をさせてもらったのですが、お茶と何かを組み合わせることによりもっと楽しくできるなぁと感じました。
今回で言えば以下です。
・お茶×舞妓さん
・お茶×英語
ぱっと以下を思いつきました。
『お茶×ブルース・リー』
お茶室には必ず床の間があります。
そこには掛物(掛軸のこと)があり、その茶会の趣旨を示す重要なもので「掛物ほど第一の道具はなし」といわれています。
お茶の世界は季節を大事にするので、その月、その時期にしか掛けれない軸と、オールシーズン使用可能な軸があります。
例えば、以前の記事で紹介した「看々臘月尽」なんかは臘月が12月なので、12月限定ですが、「日々是好日」なんかはオールシーズン使用可能なグループとなります。
※「看々臘月尽(みよみよろうげつつく)」とは、よく見なさい、今年も残りわずかですよ、1日1日大切にしましょうね、の意。
※「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」とは、どんな日であれ、全ての日が最高に最良の日なのですよ、の意。
ここで、僕の大好きなブルースリー先生の登場です。
映画俳優でありながら、実は哲学にも精通していたブルースリー。
その影響か、名作「燃えよドラゴン」には、いくつか名言が残されています。
もうかれこれ100回は超えるくらい見た「燃えよドラゴン」、昔からブルースリーのセリフは暗記していたのですが、お茶を始めてみて分かりました。
ブルースリーの名言は掛物に使える気がする!!!
これなんてとても良いんじゃないでしょうか。
Don't think. Feel.
「燃えよドラゴン」の冒頭シーンのセリフです。
ブルースリーが、弟子に武術の稽古をするシーンですが、蹴りの感想を求められた弟子が考え込んだ際に「考えるな!感じるんだ!」と言い放ちます。
ブルースリーの映画は見たことないしあまり知らないけど、このセリフだけは知っている人も多いと思います。
考えずに感じる、あれこれ考えるよりもその瞬間の感覚、感性を大事にする方が良い。
亭主のお点前、客の作法、順番等をあれこれ考えるよりも、感覚を頼りにした方が流れるような所作ができるのではないでしょうか。(このレベルに到達するために繰り返し何度も練習が必要ですが。)
とても気づきの多い言葉であり、オールシーズン用の掛物として最適な気がします。
また、『お茶×投資』でこんなのもアリと思います。
節分天井彼岸底
株式投資では「節分天井彼岸底」という言葉があります。
節分あたり(2月上旬)に高値をつけ、お彼岸あたり(3月中旬)に安値をつけることが多いことからそう呼ばれています。
年明けからみんなポジションを取り出し、2月頭頃にピークを迎えますが、3月決算等のイベントを控え、そこから徐々に調整局面に入るため、このような動きになるようです。
今まさにこのような動きとなっており、この言葉から季節を感じる方もいるのではないでしょうか(笑)※僕は感じます(笑)
是非2月3月用の掛物にww
話が逸れましたが、いかようにも楽しめるお茶ってやっぱり素晴らしいと思いました!